関連記事 日本がない (日本人なのに - 前半)
「私は日本人よ!」と声を大にして言いたかった
もう一つの出来事。
違う職場にいたころ、同僚だったローリーとお互いの夫の話をしていたときだ。
ローリーが何気なく聞いてきた。
「ケイエスの旦那さんも、やっぱりコリアンなの?」
ここでお分かりのように、かちんとくるもの
↓
「ケイエスの旦那さんも、やっぱりコリアンなの?」
この手の質問は、本当に本当にむかつく。
出来るだけ穏やかに、優しく(←すでに芝居がかっている)
「えっとね、NoとNoよ。」
ローリーがギョッとする。やっぱり私は顔にすぐ出るようだ。
「私は日本人で、夫はアメリカ人。覚えといてね。」
ローリーは、やはり気まずそうに、
「ゴメンねー。知らなかったの。」と言う。
知らんのんじゃったら最初から聞けーや!と、つい広島風に毒付いてしまうが、
ローリーも悪気があったわけではない。我慢、我慢。
それにしても、何で勝手に決めつけるのだろう。
DC近辺、とくに北バージニアはコリアの人が多いが、
アメリカでは、アジアンはひっくるめて「チャイニーズ」と
呼ぶ人が多い。
アジア諸国の個性なんて、アメリカ人にとっては無なのだ。
しかし!!!
驚くべきことが起こる。
ある日、エレベーターで(エレベーターは会話が始まる場所なの)
ある男に、
「あなた日本人でしょう?」
と聞かれた。
その時の私の顔を想像できるだろうか。本当にビックリした。
「当たりです。どうしてわかるん?滅多に当てる人おらんのに。」
顔がほころぶ。
が、彼の次の発言で、気分がガラガラと崩れた。
「だって、あなたのバッグが、
なので、そうだと思って。当たってよかったよ。」
...わたくし、言葉を失いました。
そうか。そうだったのか。
日本人はもはや、アイテム無しでは日本を主張できなくなっているのか。
そっか...。
オリンピックのジャパンのユニフォームと同様、
アピール度ハイレベルなLV。
私は肩を落として職場に戻ったのだった。
(次回は「日本人なのに(例外編)」)
「私は日本人よ!」と声を大にして言いたかった
もう一つの出来事。
違う職場にいたころ、同僚だったローリーとお互いの夫の話をしていたときだ。
ローリーが何気なく聞いてきた。
「ケイエスの旦那さんも、やっぱりコリアンなの?」
ここでお分かりのように、かちんとくるもの
↓
「ケイエスの旦那さんも、やっぱりコリアンなの?」
この手の質問は、本当に本当にむかつく。
出来るだけ穏やかに、優しく(←すでに芝居がかっている)
「えっとね、NoとNoよ。」
ローリーがギョッとする。やっぱり私は顔にすぐ出るようだ。
「私は日本人で、夫はアメリカ人。覚えといてね。」
ローリーは、やはり気まずそうに、
「ゴメンねー。知らなかったの。」と言う。
知らんのんじゃったら最初から聞けーや!と、つい広島風に毒付いてしまうが、
ローリーも悪気があったわけではない。我慢、我慢。
それにしても、何で勝手に決めつけるのだろう。
DC近辺、とくに北バージニアはコリアの人が多いが、
アメリカでは、アジアンはひっくるめて「チャイニーズ」と
呼ぶ人が多い。
アジア諸国の個性なんて、アメリカ人にとっては無なのだ。
しかし!!!
驚くべきことが起こる。
ある日、エレベーターで(エレベーターは会話が始まる場所なの)
ある男に、
「あなた日本人でしょう?」
と聞かれた。
その時の私の顔を想像できるだろうか。本当にビックリした。
「当たりです。どうしてわかるん?滅多に当てる人おらんのに。」
顔がほころぶ。
が、彼の次の発言で、気分がガラガラと崩れた。
「だって、あなたのバッグが、
なので、そうだと思って。当たってよかったよ。」
...わたくし、言葉を失いました。
そうか。そうだったのか。
日本人はもはや、アイテム無しでは日本を主張できなくなっているのか。
そっか...。
オリンピックのジャパンのユニフォームと同様、
アピール度ハイレベルなLV。
私は肩を落として職場に戻ったのだった。
(次回は「日本人なのに(例外編)」)