バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

上司からの呼び出し

2009年09月22日 | お仕事
そういや日本は今、連休の真っ只中ですね。

パソコンのすぐ横に、友人のエムにもらった
猫の週めくりカレンダーがあるんだけど、
今週の日付、週の60%がっすよ?

いいなあ、日本。

アメリカって日本みたいに祝日が多くないうえ、
日本みたいに祝日が連続して発生するなんてまずない。

いいなあ、日本。

さて、私はやっとこさやって来た週末、
土曜日は午前中にヘアカットをすませ、
午後はハニバニと家の2階のフロアのやり替えのために
フローリングのショッピングに出かけた以外はのんびりしておった。

2人とも働くときはバリバリだが
休むときはそれこそ溶けゆくバターみたいに
どろーんとしとるんだわ。


これ、玄関先に現れた虫。都会の小娘には衝撃が強いかな。

あまりに派手なので写真に撮ったんだけど、
目を放したすきに前庭で歌いよった小鳥の餌になってしもうた。

こんなことしながらゆっくり土曜日を過ごして
日曜日はハニバニが洗濯してるうちに掃除して
午後は4,5時間かけてパスタソースを作った。


スパイシーイタリアンソーセージとミートボールパスタ

さて、今日は私の大好きな(ここ棒読み)月曜日。

朝から大量のメールを1つ1つ(丸ごととも言う)読んでは削除していたとき
主任のテレサが尋ねてきた。

普通ならメールをよこすか
壁越しに大声で呼んでくるので
何か特別なメッセージを持ってるのが伺えた。

案の定、
「ちょっと話があるんだけど。会議室へ行きましょう。」
とか言う。

テレサの横を歩きながら、週末どう過ごしただの
誰々からこんな面倒なメールがあっただの
どうでもないことを話していたが、

頭の中では

私一体何の粗相をしたのだろう?

という疑問が湧いて出て、先週の行動を
思い出せる範囲で思い出していた。

会議室に着くとすぐにテレサが
「安心してね。いい話だから。」と言う。

なーんだ、と言って我ながらかわゆい笑顔で応答してみたが
頭の中では

それを先に言ってくだせぇ(涙)

と思いながらコブシに妙な力が入ったりして。

なんと突然に昇格の話が。

セールスとは違って、私の職業には「上」がない。

例えばセールスだったら、カウンセラーの上にはコーチのポジションがあり、
その上にはトレイナーが、そしてその上には主任っつー感じで
上がってゆく段階があるのだけど、
私の職業は個人のペースでやっていくため、
毎年の昇給はあるものの、昇格なんてものはない。

前々から本社と交渉していて、
今回あえて特別に上のグレードを用意してくれたようだ。

私は夢でも見ているのではないかと思っていたら
続けてテレサはこう言う。

「でもね。」

ああ、やっぱりうまい話には落ちがあったか。

「今年の予算はもう決まってしまっているから
昇格としての昇給は来年3月になるの。」

ああ、そんなことか。
それなら急にお金の入り様があるわけでもないので
問題ない。

「でもね。」

話をまとめて言わないのが彼女の癖だ。

「その3月がきたら、上のグレードになった昇給と、
今年の成績の昇給、それから会社がその上のグレードになった
昇給に5%上乗せするってよ。」

...。やっぱり夢かな。

物凄い昇格という感じではないが、
会社から何やらご褒美をいただけるのなら喜んでもらっちゃおう。

それにしても日ごろから目立たないことでも
きちんとちゃんとしておくと、どこかで見られてるのかね。

実績は時間がかかっても実を結ぶのだなと、
普段は絶対に感じることのないゆるりとした気分を
月曜日に味わった。

そんなの、滅多にあることではないので
パソコンのキーをカチカチと打ちながら
ちょっと笑ってしまった。

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国民の休日って、新しい祝日なの?

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いつもありがとう。
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