バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

CABIN FEVER

2010年02月14日 | 4SEASONS
金曜日。

ようやく私でも普通に運転可能なぐらいの雪道レベルに戻り、
それと同時に今までずっと閉鎖されていた政府機関のお仕事も通常業務(朝は2時間遅れだったけど)
に戻った。
学校関係は依然として閉鎖されている。

「あーあ。もう一日ぐらいおまけで休みになればよかったのにぃ」

と言うハニバニ。
金曜出勤したら月曜日はプレジデントデーで祝日だからまた連休だ。

後ろから蹴ってやりたい気分になる。

だいたいこの大雪の間、政府機関やらが閉鎖されてるころ、バージニア、DCそれから
メリーランドの経済を支えてきたのは何を隠そう、私たち民間の一般社員だ。

私たちはオバマ大統領から『今日は雪が降ってるから休みたまえ』などと
お許しが出るなんてありえないのだ。

しぶしぶ朝の支度をするハニバニを見てると何だか気分が爽快だった。

*****

それにしても豪雪第二弾もすごかった。

第二弾は雪の量っつーよりもとにかくBlizzard (吹雪)がね。

前が見えないぐらい真っ白白白白!!!!




しかも車の運転もできないうえ、埋もれた車を掘り起こせない人もいて
その日は出勤してくる人も少なかった。


その日出勤することが出来なかった職場の友人の車

出勤できた人は、私みたいにお抱え運転手がいるリッチな人(←大ウソ)とか
会社近辺に住む人、それから前日から会社に「ホテルに泊まって待機するように」と
言われて家に帰ってない人ぐらいであった。


ハニバニも含めて、もう何日も外出せずに家にいた者にとっては
外出したくてしたくてしょうがなくて、うずうずしていたはず。

そういう人が金曜日になって一斉に街に出てきた。

道路は大渋滞で、ショッピングセンターもクリスマスショッピング並みの混雑。

CABIN FEVER

って言葉をご存知だろうか。

アメリカに住む人ならご存知な人はいると思うが、日本人にとっては
何やそれ?というところであろうから説明すると

『閉鎖環境における過敏症』と言う意味らしい。

実は今日から道路が運転可能になったからなのか、
はたまた金曜日だったからなのか、
理由はどうであれ、私は絶対にこれは

CABIN FEVER

だと思う。


ハニバニも職場に電話してきて
「今日はどうしても夕飯は外で食べよー?出かけましょう。決まり。」
というあたり、彼もCABIN FEVERを患っていたと思われる。


週末になると必ず外出が出来ない状態になっていたので
私も外出して美味しいものが食べたくてしょうがなくなっていた。

行って来たのはもちろんインディア。






写真撮影中にもかかわらず、待てないハニバニ。
よほどカレーを欲していたのだろう。
日ごろの躾すらコントロール不可能にさせるCABIN FEVER。
恐ろしや。


さて、そのハニバニ。

今日は朝から太陽ががんがん照っていたので
表庭の雪に埋もれた植木を少しでも太陽に当てようと自ら雪の中に入って行き
植木から雪を除雪し始めた。





後に分かったのだが、これはしてはいけない例。

できるだけ自然の状態で、ゆっくり雪が解けるのを待つほうが植木には負担がかからないらしい。
ハニバニのように無理に雪をどかすことで枝を折ったり葉をむしったりすることが
あるからだそうだ。

そういえば来週の週間天気予想。
月曜日と火曜日で雪のマークがあるのが非常に気になる。

TVでも雪のことは伝えるが、積雪量については何も語らないところが
ちょっと不気味な今日この頃。


************
オリンピック始まりましたね。日本は盛り上がってますか?

クリックしといてね♪
↓  ↓  ↓

いつもありがとう。
コメント (10)