バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

私は今機嫌が悪い

2012年02月18日 | 食べ物

ジャパニーズレストランが増え行くことは嬉しい限りだが
どうもローカルなやつ(私が言うローカルとはDC近辺以外、所謂DC郊外のレストラン)では失望度が高い。


今日行ってきたレストランも例外ではなく、過去の失望度の高さでは1,2を競うぐらいだったので
是非ここで紹介しておきたい。


ちなみにケイエス、只今これが原因でちょっと機嫌が悪いのだ。


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今日の昼、ランチで行ってきたのが最近オープンした『Thai/Japanese Sushi Bar』のタイトルを掲げるレストラン。
タイ料理も扱うことでですでに純和食から遠ざかっているではないかと思ったが、
私たちが行きつけの寿司レストランYamazatoもタイ料理を兼ねてやっているにも関らず、
とても美味しいお寿司を提供するので特に躊躇することはなかった。


ハニバニの同僚(彼女も日本人)の強いおススメともあり、これは行くしかないと思ったわけだ。


店内はこんな感じ。



悪くはないが、どことなく『和』というよりも東南アジアを想像させると思うのは私だけだろうか。


メニューも悪くない。


いつものとおりハニバニは餃子とエビのお寿司、それから私は鮭巻きと大好物の揚げだし豆腐をアペタイザーで
注文した。


揚げだし豆腐のことをメニューにはFried Tofuと記入されていて、その時点で
おかしいなと気がつかなければならなかったのに(たいてい「Agedashi Tofu」と書かれている)、
私はローカルな和食レストランでもこれ





が食べられると思い幸せの絶頂にあった。


そして運ばれてきた餃子とお寿司。







ハニバニの第一発目の発言。
『なんか見た目が貧相じゃない?』


なんだか私の揚げだし豆腐も心配になってきた...と思ったところで揚げだし豆腐登場。










































...コレ、ナンデスカ。




こないだ日本に帰国してりんちゃん夫婦と食べた超おいしい揚げだし豆腐を覚えているハニバニも
これには目を見開いた。


2人見詰め合い、無言で


...コレ、ナンデスカ。


確かに揚げた豆腐である。


つーか、ただ揚がった豆腐であった。味付けなんて全くない。


後で判明した事実だが、これはれっきとしたタイの料理であったので
確認しなかった私が悪いということになった。


揚げだし豆腐を注文したと思って期待度がだった私はその時点でテンション
すっかり黙りこくってしまった。


メインではハニバニがお寿司とお刺身のセットを、私は焼きソバを注文していて
お互いのメインの行く末を心から案じた。


やって来た私の焼きソバ。



























思ったとおり、日本の焼きソバとは広島にある実家と我が家の距離ほどかけ離れたものがあった。


ちなみに数日前、私は中国風焼きソバを作ったのだが



こっちのが『焼きソバ』っぽくない?


味はというと、ウスターソースと醤油が混ざったような、なんとも不思議な味であった。


そんな不思議な焼きソバを食べ続けること20分。
ハニバニのメインがなかなかやって来ない。


フレッシュな魚を求めて釣りにでも出掛けたんかね、もしかしたら
盛り付けがすごいゴージャスなんかもよ!などと冗談を言っていたらやってきた。























私たちが行きつけの例の寿司屋では注文してから出てくるまでの時間がとても短い。

確かにそこでは板前さんが常に5人ぐらいいるから作るのも早いのかもしれないが
これを用意するのに約30分も待たなければならないとはどういうことだろう。


盛り付けも大したことないではないか。


アペタイザーですっかり意気消沈、テンションダウン、脱力していた私たち2人は
淋しそうな料理を黙々と食べた。


もちろん私は完食などできなかった。


二度と来るまいと誓って、店を出た二人。


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家に帰ってもあのわけの分からぬ不思議な焼きソバソースと
大量の青ネギの風味が口の中から抜けず、
歯磨きをしたり、ハーブティーを飲んでみたりしてごまかしてみたが
なんとなく自分でもわかる口臭(爆)


それからはお嬢も含めて家族全員で昼寝(私はふて寝)して、
目が覚めたら辺りがすっかり暗い夕方であった。


楽しいはずの土曜日が、海の藻屑となって消えたような気がした。



そういうわけで私は今機嫌が悪い。


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機嫌が悪い理由のもう一つの理由。
がっかりしたランチであったにも関らず、ランチ代が60ドルだって。
あれならマックに行ったほうがよっぽどハッピーだったよねとハニバニ。
納得。


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いつもありがとう。
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