さて私の上司のブラッドがこないだ無事結婚しまして(ブラッドの話:甘いはずなのに(僕の憂鬱))
大きな会議が結婚式の翌日にあったので、それが終わってからようやくハネムーンへと出かけた。
行先はドミニカ共和国。
行ったことないし、この先行く予定すらないのでどんな所かはどうでもいいが(おぃ)
とても良いリゾート地だったらしい。
さて、アメリカでは上司や同僚がハネムーンから戻ってくるときに、オフィスやデスクの周りにいたずらをする習わしがある。
メジャーなのがデスクの周りの物、はたまたオフィス全部をラップやアルミホイルでラップしたりするやつ。
たとえばこんなやつとか
こんなやつ
で、ブラッドがハネムーンから戻ってくるので自分らも何かやりましょうということになり、
ラップを買うのはお金がかかりすぎるので(ケチくさい部下ばっかりだぜ。ブラッド、給料上げてくれ)
風船で彼のキューブをメルヘンにすることにした。
約200個の風船を同僚で買ってきて(風船は安い)、毎日数個ずつみんなで膨らせた。
その結果
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一体どうやって仕事すんねん!って自分らでやっといて自分らで突っ込む始末。
ブラッド、アメリカ人のくせに日本人の公務員みたいに真面目なところがあって、ジョークも通じないときあるから
なんかみんな風船膨らませながら、
ブラッド、もしかしたらいきなりぶち切れするかもよと、スリリングな想像も膨らませた。
帰ってくるのが月曜日。
一体どんなリアクションするんだろうねと、みんなで彼の仕事復帰を楽しみにした。
で、今朝。
彼がキューブに静かに近づいてきたので、みんなで何事もなかったみたいに平然と仕事するふりをして彼のリアクションを窺っていた。
一瞬入り口で立ち止まった彼は、そのまま歩き進んで(足の踏み場などなかったが)
自分のカバンをキャビネットに置き(デスクに置くスペースなんてないし)
くるっと踵を返してこちらへ向かってきた。
笑っていたので、なんかホッとしたけどいきなり
『おはよう。あれはケイエスのアイデアなの?ケイエスがリーダーシップをとってみんなをまとめて僕のキューブをバルーンワンダーランドにしたの?』
...ああいう悪さだと、どうして私のアイデアになるのかがいまいち不可解だが、喜んでくれてはいたので安心。
ご想像のとおり、彼はその後もそのバルーンワンダーランドで仕事をし、
「明日ぐらいにみんなでパンパン割って楽しむ?あ。音でセキュリティーが駆け付けるかな?」など、冗談をいう余裕さえあった。
バルーンワンダーランドのメルヘンで仕事する彼はなんだかちょっとブサカワならぬ、怖カワに見えた。
ブラッド、34歳。
彼の左指のゴールドの指輪が光っていた。
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さて、ここで朗報!!!
前回のハロウィンの仮装で、私とデミ嬢のGuns'n Rosesが見事、
🎃Most Creative Costume 2016🎃
に選ばれました~~~~!!!
もうええて?
これやっぱり一人じゃできなかったからねー。
デミ嬢がいてくれてよかった(笑)
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いきなり寒くなって、家の周りの木がいきなり紅葉始めてびっくり。自然は季節の変わり目に敏感だねー。
私も衣替えしなくては。
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いつもありがとう。