バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

私には太陽がある

2018年01月31日 | アメリカ生活





昨日からやたら仕事が忙しくて、提出しなければならないレポートはデッドラインが押し寄せているのに

そういう時に限って急に会議に参加してほしいと言われたり

海外事業部で使ってるシステムがダウンしたとかでデータルームに居座ることになったり

これ、こないだのマーフィーの法則か?

とか思っていて、ふとカレンダーを見てはっとした。



1月31日は満月で、しかもスーパームーンではないか。



その夕方。

軽く夕食をとり、その後ウォーキングに出発しておもむろに明るい空の方向に顔を向けた。







...なぜゆえにこんなにボケた写真になったんだろう。

どう見ても通常の大きさよりも膨張して、とにかくものすごい光を放った満月で

いつもの薄暗い夕方の散歩道が、なんだか少し神秘的に見えた。

「うわぁ。凄い光だねー。」

と言いながら、人差し指と親指を使って「今晩の月はこんぐらいデカいね👌。」など小学生のような会話を弾ませ、歩いた。



しかし聞くところによると、本当の天体ショーは31日の早朝、6:45AMということだったので

ボケボケな写真も気にせず、明日があるさ!と、前向きな気持ちで臨んでいた私。



今朝、天気予報で今日は雨が降らないことを良いことに、のんびりしていた私だったが

出勤しようとして車を走らせた瞬間えー!マジかよ...。てなる。

空が雲だらけー。






すぐ写真が撮れるように助手席には携帯ではなく、ちゃんとしたカメラと三脚も準備していたというのに。

駐車場についてから、空を360度眺めたけど月はどこにもない。


ああ、きっと雲が隠しているんだわ。くそー。


がっくりと落胆して、でもまあいいか、昨夜は素敵な満月を見ることができたし...と自分を励ましながら

フロアへ向かってキューブの近くの大きな窓を見て思わず息を飲んだ。


大きな厚い雲の切れ間で、太陽が今まさに日の出を始めたところだったの。









昨夜の満月とは比べ物にならないぐらい力強くて、

コートを着たまま、しばらく窓から離れられなくなった。





スーパームーンは見逃しちゃったけど

私には太陽がある。




そう思ったら、なんか急に元気になった。




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あの空を見たときのあの衝撃はちょっと忘れがたい。
実際見ると本当に素晴らしかったです。人間て本当に小さい。
空に雲があるのは、コーヒーにクリープがあるのと同じ感覚だと思っています(おぃ)。




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