バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

インスタント ラブ

2008年01月24日 | アメリカ生活
若手ハリウッド俳優、ヒース・レジャーが死んだ。28歳だった。

原因は今も警察や関係者が調べているらしい。
遺体で見つかった彼の周りにはドラッグが散乱していたことから、
OD(オーバードーズ:ドラッグを大量に投与すること)ではないかと言われている一方で、医者から処方されていた薬と薬局で買ってきた薬を一緒に摂ってしまい、その化学反応が彼を死に至らせた、という考えもあるらしい。

そんなことはいいとして(いいのか?)。

今朝職場ではその話でもちきりだった。
若い女の子が話している。

『彼が死んだなんて信じられない!大ファンだったのに!』
『昨日はショックで眠れなかったの』
『今日もショックで落ち込んでるの』
『彼のことが大好きだったのに!』

...不謹慎だが、笑ってしまった。

いつも彼女たちが、いわゆる「ホットな男」としていつも話ししているのは
彼ではなかったのだ。


(なんだか怖い顔。いい写真が見つからない)

彼が死んでしまったからといって、突然彼の大ファンになってしまった女の子たち。中にはぐったりと肩を落としてる子なんていたりして、まさに恋人を失った女のようだ。

笑いながら思った。

なんて即席な情熱なんだろう。

あと一週間もたてば彼女たちの会話は「どこどこの靴がサイコーにホットだ」とか「カフェテリアで知り合った男の子がキュートだった」というふうな、日常会話になっていくのだ。
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