バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

飼い主の心の葛藤

2021年08月29日 | 猫の話
昨夜も暫くの間、フリちゃんと一緒に寝ました。





百合子に





と言われそうなくらい、お互い密着して。
(ソーシャルディスタンスとは)



フリちゃんが乙女の祈りのポーズになっとる


私はブログの上では、穏やかなことしか書いていないので、毎日とても静かに過ぎて行くように
聞こえるかも知れませんが、穏やかな毎日の中にも緊迫するエピソードもあるわけです。


例えば、一週間前。
もう楽にしてあげた方がいいのかなという思いがよぎりました。


体力も食欲も結構落ちてきていているのに嘔吐と下痢を繰り返すようになったのはどこかで言いましたよね。


皆さんも経験あると思いますが、下痢にしろ嘔吐にしろ、ものすごく体力を消耗します。
この時ばかりは私も神様に助けを求めます。


ふとフリちゃんと目が合った時、
何て言うか、胸にぐっさり刺さる何かがありました。


私は彼女になんてことをしてるんだろう


私が無理にフリちゃんを引き留めて、まだ一緒にいたいという自分たちのエゴによって彼女の苦しみを
長引かせているんじゃないか、そういう思いが沸々と湧いてきました。


でも実際、太陽の陽を浴びている彼女は気持ち良さそうだし、時間はゆっくり流れているし、
それより何よりも、自分たちの勝手な思い込みで彼女の命を終わらせてもいいのかな、と。


もう少し一緒にいたいという思いと
彼女を絶対苦しませてはいけないという思い


再び心が葛藤した週末が終わろうとしています。


フリちゃん、私はどうすればいいのかな





今日もいつもの窓辺でウトウトしてましたが
野鳥がビュンビュン飛んでくたびに
興味深そうに空を見ていました。



コメント (8)    この記事についてブログを書く
« 「可愛い」を手に入れた代償 | トップ | 見て見ぬふり »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (如月まひる)
2021-08-30 18:16:21
今のフリちゃんを画面越しに見てると流れのままにかなと思うのです。
呼吸ができないくらい苦しむとかなら「もうがんばらなくていい」方法をとるのもありだとは思うけど。
返信する
Unknown (たぶん・・・)
2021-08-30 22:27:09
嘔吐と下痢で苦しい時間も、
陽射しと風を心地よく感じる時間も
同じくらい自然にあるがままに受け入れているのだ
と思いますよ。

猫ですから。
人間にはとても出来ないことだけれど。
返信する
Unknown (もふママ)
2021-08-30 22:35:18
わかります、その葛藤。急病でもうどうしようもない、というなら判断しやすいですが、慢性のものですこしずつ、というと線が引きにくいですよね。私も元猫ちゃんのひとり、腎臓関係で少しずつ痩せていって、少しずつ衰えていって、という子。猫ちゃんに苦痛を与えないように、と思っても、その見極めが難しいですよね。もうその頃には車がストレスでしたので、家に来てくれる獣医さんにお世話になっていました。いつ、どういったことをきっかけに、という私の問いに、獣医さん仰いました。完璧な答えはないんですよ。ここまでくると、本当にどこ、って言えないんです。だから、正解も間違いもなくてJudgemental になっちゃいけないんです。
ごめんなさい、答えにも慰めにもならない事ですね。でも、なんとなく、ふりちゃんが教えてくれると思います。このプロセス、辛いですよね。でもこうして一緒にいてくれて、これだけ愛してくれる人のおうちにこれてよかった、ってふりちゃんにもわかっていると思います。
返信する
お久しぶりです (Betty)
2021-08-31 00:18:56
ケイエスさん、お久しぶりです。覚えていらっしゃるか、わかりませんがミディちゃんの最期近くにコメントさせていただきました。
ミディちゃんが逝ってから、もう8年。驚きますね。アダプトしたわたしの犬も12才で、立派なおばあちゃん犬になりました。この一年でものすごく老化が進み、白内障の気配、血便が出たりと心配はつきませんが、今は元気にしております。そんなに遠くない未来にいずれくる彼女との別れとフリちゃんを重ねてしまい、ケイエスさんのブログを恐る恐る開く毎日です。この8年の間に、わたしも乳がんを経験して、いずれ誰もが死ぬ、ということを散々考える時間がありました。勝手なもので、いさぎよく運命に従う!などと健康な時は豪語していたものの、実際に闘病生活に入るともう少し生きたい!としみじみ思い、サバイブいたしました。何度経験しても、愛する者とのお別れは想像を絶する哀しみと苦しみですね。ただその心がちぢれ乱れるのは、生きている間しかできない経験です。ケイエスさん、ハニバニさん、ミディちゃんの穏やかな時間が続きますように、心からお祈り申し上げます。
老いていく猫や犬が愛しい、ということには激しく同意します。愛するということは、本当に哀しみに似た感情なのだと毎日実感しています。お体に気をつけて。ブログ、読ませていただきますね。
返信する
まひるさんへ (ケイエス)
2021-08-31 07:16:28
ねー。
画面越しだと穏やかに見えるよね。
ミディは呼吸器だったし、最期は足に血栓ができちゃったから
至急で楽にしてあげないといけなかったのだけどフリちゃんは
ちょっと違うからねー。難しいんだ。
返信する
たぶん...さんへ (ケイエス)
2021-08-31 07:26:33
コメントありがとうございます。

>猫ですから。
>人間にはとても出来ないことだけれど。

本当にそうですよね。
彼女を見ていて本当にそう思います。
返信する
もふママさんへ (ケイエス)
2021-08-31 07:33:23
前いたペプシとミディが急を要した状態だったんですよ。もう黒白はっきりした状態だったので。
フリちゃんには線引きができません。
私も獣医に同じ質問をしたんだけど、答えはもふママさんが仰る通りで、
何がどうなっても正解なんかなくて、
時期にしろ、それは飼い主が一番よく分かっているはずだから、と。
フリちゃんには前から毎日、頑張らなくて良い、
時期が来たら教えて欲しい、待たせすぎないでよってずっとお願いしているのですが...。
まあ、非常に辛いところですねー。
返信する
Bettyさんへ (ケイエス)
2021-08-31 07:41:04
Bettyさん、もちろん覚えていますよ。
名前を見ただけですぐにわかりました。
「以前コメントくれた方だ!」と。
ただいつどの記事だったかは思い出せませんでした。

月日が経つのはあっと言う間ですね。
私もしみじみ思いました。毎日慌ただしく生活してると、そういうことを考えることも忘れますね。
Bettyさん、お体大丈夫ですか?
大変でしたね。
そうですよね、みんな同じように年をとっていくんです。
犬も猫も、同じように年をとりますが、彼らはどうしても寿命が短いもんで、
彼らを見てると人間の人生の縮図、というか、
いろいろ考えさせられます。
同時に、生きてるって本当にすごいことで、毎日毎日が奇跡で出来てるんだって思います。
Bettyさんもどうかお体に気を付けて。
ずっとブログを読んでいただいていてありがたいです!
返信する

コメントを投稿

猫の話」カテゴリの最新記事