バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

何だかヤバい

2024年01月26日 | アメリカde健康管理

糖尿病回避への挑戦 - バージニア労働者

毎年やる健康診断の一つ、血液検査。私は他にあまり自慢するものがないけれど、自信を持って自慢できることの中に健康であることが挙げられるのです。素晴らしいことですよ...

goo blog

 


こないだの出勤日


結構離れた場所から私の名前を呼ぶ声がし、


その声の方を見ると知らない男性が手を振る。


誰?!と思っていると向こうから歩み寄ってきて彼の顔をじっと見て気が付いた。


彼は十数年前にいた海外保険の部署で営業をしていた男性だった。


何で気が付かなかったのか


それは彼だと気が付かないほど痩せていたから。


背も高いけど横幅も負けじとして大きく


Super Obesityという超高度肥満体。


アメリカでは珍しくはない。


「ごめんね気が付かなかったよ」と言ったら


まあね、70kgぐらい痩せたからねって言ってた。


70kgて日本男性の平均体重ぐらい?


何でも彼はパンデミック中にテレワークになってからというもの、それこそ一日中座ったままで
立ち上がって動くことをほとんどしなかったそう。


数年たってから、異常なまでの頻尿と
減量してないのに体重の減少が始まって
体調が、めーーーーーっちゃ悪くて


自分、いよいよヤバいぞ


ってなって病院に行くと


糖尿病性ケトアシドーシス


という、1型糖尿病患者ではインスリンが分泌されなくなる場合と
2型糖尿病患者ではインスリンは分泌されてもそれに反応しなくなる場合の
彼は2型糖尿病性ケトアシドーシスだったそう。


いずれも血糖値が危険レベルに達するほど急上昇。


キミ、相当ヤバかったよ


と医者にも言われて、10日間ぐらい本気入院していたらしかった。


今は薬でコントロールされているそうで
職場復帰できるほどの気力も戻ったみたい。


あの太り方、本当に不健康だなあと思っても


流石にこの私でも


あんたその太り方、何かヤバいよ


とは言えず、何かのきっかけで彼が目を覚ますといいなと思ってた。


きっとこれが彼のLife Changing Eventだったに違いない。

人生を変えた出来事 - バージニア労働者

今日はまたまた積雪日和。猫は窓辺でチラつく雪を眺めたりベッドに戻って通常通り爆睡をしていたけど裏庭のリスは忙しそう。走っては地面を掘り続ける。きっと去年の秋に埋...

goo blog

 


元同僚の悲しいニュースを聞かなくてすんだことが嬉しい。


何かヤバいなっていう


ある程度の危機感て絶対に無視しちゃいけない。


*********************


危機感なんて皆無な猫が丸くなって眠る。





これはここでは平和の証。







コメント (8)    この記事についてブログを書く
« 手袋の中 | トップ | 昼寝の鉄則 »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Tristan)
2024-01-26 10:50:52
ケイエスさん、糖尿病を心配されてるんですねえ。
元同僚の方、70kg痩せたっていうのはスゴイですね。
私だったら体重がなくなってしまいますw。
それに、2型でケトアシドーシスっていうのはかなりの重症だったんでしょうね。
ケイエスさんは、私の勝手なイメージではあまり太っていらっしゃらないように思っていますが、太ってる人の方が血糖値を落とすのはわりと楽なんですよね。
まずは痩せればいいので。
でも痩せてる人が糖尿病になるとその手が使えないので、ほぼ即薬ってなってしまいます。

実は私も40代の頃からずーっと血糖血が高めで、上限ギリかちょっと出るか位なんです。
それ以来、摂食時の血糖値の上昇を緩やかにするサプリ(私の場合はお茶ですけど、錠剤とかいろいろなものがあります)を食事の時にほぼ必ず一緒に飲むようにしています。
それが奏功しているのかどうかはわかりませんが、幸いなことにずっと上空飛行ではありますが、未だ治療までは至っていません。
甘い物を取り過ぎないようにはしていますが、あくまでも“取り過ぎない”ようにです。
炭水化物も同様です。

今はベジファーストにするだけでも効果があることがわかっていますし、いろいろなことをちょっとだけ気をつければ病気にまでは至らずに済むかなと思います。
>何かヤバいなっていう
>ある程度の危機感て絶対に無視しちゃいけない。
仰る通りだと思います。
風邪は万病の元と言いますが、糖尿病も万病の元ですからねえ。
返信する
Tristanさんへ (ケイエス)
2024-01-26 11:13:03
私も今まで血糖値なんか考えたことなかったのに、一年前に医者に年齢とともに右肩上がりになってるって指摘されたんです。
あの時点で数値は悪くなかったのですが、医者が右肩上がりなのが気に入らなかったそうで、
そこから私は目覚めて、それならば改善してやろうじゃん!ってなったんです。
自分がどこまで出来るのか楽しみでもあったし。
運動増やしたり、お砂糖たっぷりのコーヒーを控えたりして半年後、医者も驚くほどのHbA1Cが激減してました。
やはり意識することが大切ですよね。糖尿病のことにしてももっと早く認知しておけば良かったです。まあ私も早めに気が付いて良かったです:)
あれは本当に厄介らしいので。食べたらとにかく動くってことを頭に入れています!
だって美味しい物は食べたいですもんね。
Tristanさんもギリギリでもちゃんと「セーフゾーン」なんですから今の調子でいけば大丈夫そうですよね:)
ちなみに私、こちらでは細身って言われるけど、日本では言われたことはないです。日本は細い人ばかりなので(特に女性)。
親には『健康的とだけ言っておく』と謎なことを言われました。
返信する
Unknown (takoo)
2024-01-26 16:12:33
チャーリーさん、気持ち良さそうにしていますね、カワイイ。

自分の場合、母と祖母が糖尿病で、弟は既に糖尿病を発症しているのであります、うむむむ(・・と言っても自分に出来ることは健康的な生活をおくることノミなので、気にしても仕方なく)
返信する
Unknown (もふまま)
2024-01-26 20:34:53
わわわ、DKA! 怖い怖い怖い!猫の世界でも、DKAでわやになって、入院して一命とりとめた子いますよ。その方も危なかったですね。それにしても70キロ、ということは150LBくらい?世界観が変わったでしょうね。それにしても、こちらの肥満は凄いですからね。よく土地が陥没せんな、と思うくらい一家そろって、なんてケースもあるし。超肥満だって、一晩でなるわけではなくて、そろりそろりと増えていきますでしょ?あれれ、と思う時があってもいいわけなんですけど、そこを通り越しちゃうともう感覚が麻痺しちゃうらしいですね。怖い。FAT細胞は炎症物質ですから、体が全体的にInflammatory系になってしまい、糖尿もそうだけど、心臓系、血管系の怖い事に繋がりやすくなっちゃいます。みかんさんのように、細身でも血糖値が高くなる子もいるけどなあ。なんでなん、みかんさん。
ケイエスさんは頑張ってるよね。日々のお食事、ちょっと気を付けてるでしょ。それが続いているから、偉いですよ。やはり、日々ちょっとずつを継続することが大切なんですね。感覚的にも体調よくなった、とかあります?
返信する
Takooさんへ (ケイエス)
2024-01-27 09:21:00
チャーさん、ほんと気持ちよさそうに眠ってますよね:)

そういえば以前お母さまとおばあ様のことをコメントでおっしゃってましたよね。
それが1型糖尿病でないなら遺伝はないと思いますが。。。
ただ2型は生活習慣病なのでこちらは誰でもなり得るということですよね。
意識して生活すればそれで良いのではないかと思いますよー。
ちゃんと健康診断も年に一回やってれば自分の数値もわかりますしね。
お互いに気をつけましょうね~
返信する
もふママさんへ (ケイエス)
2024-01-27 09:31:31
そう、DKA!怖いよね。。。血糖てこんなにも健康状態を揺さぶるのに、もっと認知度が上がるといいのにね。
彼の変わり様はすさまじかったですよ。ちょうど社員証のバッジをつけていたんだけどね、その人物とは別人でしたもん。本人も笑ってたぐらい。
彼は2型糖尿病なので、もろ生活習慣でやられちゃった感じですよね。しかもパンデミックでずっと家に閉じこもってたのがIt didn't help at allでした。
2型糖尿病も太っているよりもやせ型の人の方が治しにくいとも言われてますよね。
みかんさんもそれだよね、きっと。
私は医者に、この数値がこのまま右上がりだと糖尿病予備軍になっちゃうから今から気を付けておくことって言われただけなんですよ。
でも私はそれをシリアスに受け取って食べる量とか運動量とかいろいろ勉強しました。
そしたらやっぱり体は正直ですよね、ぐんぐん改善されていったんですから。
最初から糖尿病ではなかったので感覚的に体調に変化はなかったけどね、落としたかった体重が落ちたのと同時にお腹のぜい肉も落ちた!
これは最高に嬉しかったですよ:)
やはりYou are what you eatなんです💗
返信する
Unknown (solo_pin)
2024-01-28 08:05:19
おはようございます。

マイナス70kg!!!( ゚Д゚)
えええー、それは大きい!
そういうの聞くと、
生活習慣てほんと後々効いてくるんだなって
思っちゃう~。
思っちゃうけど辞められない~。

あれなんだろうね、
友人で120kg超えがいるんだけど
健康そのものなの。
健康診断でも何もひっかからない。
マツコ・デラックスも最近になって
納豆の食べすぎで痛風になったとか言う程度。
人の殻だった不思議だなあ。

チャーちゃんの、まんまるな寝姿見たら
鈴カステラっていうお菓子を思い出しました。
可愛いなー。
返信する
SoloPinさんへ (ケイエス)
2024-01-28 09:21:37
おはよう!

ねー。上でTristanさんもおっしゃってるんだけど、
体重が重い人の方がダイエットしたら痩せやすい感じするよね。
70kg落ちるって、まさに肩に抱えてた人を地面に下す感覚だもんね、それはすごいと思うよ。
それと、いらっしゃるのよ、どんなに太っててもどんなに暴飲暴食してもチムニーみたいにタバコ吸っても
健康そのものの人ってね。良いよね。
でもさ、「今はね」っていう気もしないでもない。
やっぱり自分の体を労わらないと先で困ることがあるんじゃないかと思って
私は今できることを頑張ろうと思うよ。

>鈴カステラっていうお菓子を思い出しました

そうそう!鈴カステラ!!!!!!そうだ~。
私は彼女の色から「おにぎり🍙」て思った:)
猫が真ん丸なの、可愛いよね。
返信する

コメントを投稿

アメリカde健康管理」カテゴリの最新記事