今年もとても珍しい貴重な花が咲いていました。香港の九竜半島の大帽山に数株しか自生していないと言われ、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに指定されている大変貴重な植物であると説明されていました。花の直径は10-13cmくらいはあり、お茶の花を巨大化したような感じの大輪の椿です。説明板によれば、香港原産で、学名は「Camellia granthamiana」、ツバキ科の常緑低木です。写真は1月7日に撮影しました。
久しぶりにつくば植物園へ行ってみました。昨年12月に撮影したランの花を見ていると、屋外の寒さもわかりませんでしたが、植物園の花壇は、霜柱がまだ残っている場所もありました。それでも新春を迎え、春の息吹きを感ずることができました。その中でも一番早く咲いていたのが、写真の「オオユキノハナ」です。昨年もこの時期に掲載したと思いますが、新春に自然の中で咲いている花を見ると、嬉しくなってついシャッターを押してしまいます。説明板には、アジア西部(トルコ)原産で、学名は「Galanthus slwesii」、ヒガンバナ科、ガランツス属の多年草(球根)です。写真は1月7日に撮影しました。
ランの中でも珍しい色をしています。淡赤黄色の大きい花びらに、薄紫色のフリルをつけた唇弁が見えます。その内側は、いかにもトロピカルな感じの情熱的な色をしています。銘板によれば、「Rsc.George King 'Serendipity'」と記されていました。名前に負けない立派な花だと感じました。
薄い桜色をした花びらに内側が黄色と黒紫色の筒状の唇弁を持つ見事なランです。銘板によれば、「C.Percivaliana var.Coerulea」と記されていました。花全体のバランスが良く、色もいいですね。
純白の花びらがくっきり星形に見えて、その中央にラッパ状の唇弁があり、内側に黄色と黒紫色の縞模様がある上品なランです。銘板によれば、「L.anceps '50th Anniversary'(レリア アンセプス ’50th Anniversary’)」と記されていました。