つくば植物園で特別展示されていました。説明によれば、琉球列島、徳之島の固有種で、萼筒、花茎が長く、花が横向きになるのが特徴だそうです。和名には琉球列島の植物研究で著名な初島住彦氏の名前が使われているとのこと。絶滅危惧IB類に指定されているもので、「Asarum hatsushimae F.Maek.et Yamahata」と記されていました。大変貴重な植物で特別展示されていました。前掲のシラユキカンアオイと比較しながらご覧ください。カンアオイやテンナンショウの仲間は、ハエの仲間に花粉を運んでもらう変わった植物で、花の匂いもキノコのような独特の臭い(とても芳香とは言えない)を出すようです。写真は3月6日に撮影しました。
この花も前掲と同じミルトニアの美しいランです。写真を何気なく見ると、パンジーの花に似ていますね。別名が「パンジー オーキッド」と言われる所以が理解できます。銘板には「Milt.Enzan Paradise 'Tempus Fugit'」と記されていました。
世界らん展2010で見かけたミルトニアの美しいランです。その花の形から別名を「パンジーオーキッド」と呼ばれるブラジル・アンデス山系原産のランだそうです。小型ですが、とても可愛い感じがします。銘板によれば、「Milt.Enzan Paradise 'Tempus Fugit'」と記されていました。