つくば植物園の野外の絶滅危惧種展示コーナーで咲いています。カントウカンアオイより葉が大きく花のように見える萼裂片もしっかり見えるように思います。以前ハツシマカンアオイの説明で記述しましたが、カンアオイの仲間はハエの仲間に受粉を依存する変わった植物です。説明板によれば、奄美大島本島、徳之島に固有の種で、絶滅危惧(EN)類に指定され「Asarum lutchuense」、ウマノスズクサ科であると記されていました。写真は3月6日に撮影しました。
つくば植物園で咲いていました。葉がまだでない早春に枝の先端に1cm弱の散形花序の黄色い可愛い花がつきます。この樹は、用材に香りがる為、この名前が付いているそうです。秋には黄色く色づく黄葉が美しい樹でもあります。説明板によれば、「Lindera obtusiloba」、クスノキ科の落葉低木です。写真は3月6日に撮影しました。