世界らん展2010で特別展示されていた大変貴重なランです。詳しい説明がありましたので、紹介します。このランは、1885年に発見され、「世界で最も長い花」とも呼ばれ、垂れ下がった花弁は、90cmにも達します。風に揺れる花弁がきらめいて良く目立ち、昆虫を誘って花粉を運んでもらって種の保存をしていると考えられているようです。1885年以降100年近く誰も見つけることが出来なかったために、幻のランと言われている大変貴重なランだと記されていました。この写真もガラス越しの展示を撮影しているため、画像が見苦しいところがありますが、お許しください。
世界らん展2010で見かけた独特の形をした美しいランです。ブラッシア属のランには、褐色の斑点が花弁にあるものが多いのですが、この花には無くて、とても清涼感のある優美さを見せてくれていました。銘板によれば、「Brassia Rex 'Waiomao Spotless'」と記されていました。