つくば植物園の熱帯雨林温室で見かけた珍しい原種ランです。純白のすっきりした5弁の花弁と黄色や褐色の網目模様が入った感じの唇弁が特徴的です。セロジネ属独特の美しさがあります。まだ説明書きはなくて、「Coelogyne huettneriana」と学名だけが記されていました。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけたとても美しい原種ランです。写真のようにほろ酔い美人の色香を感ずる花です。カランセ属は、常緑性のものと落葉性のものがあるそうですが、常緑性の代表格は、わが国でも愛好家が多い、「エビネ」だそうです。写真のランも葉はエビネに似ており、常緑で奄美大島固有の貴重なランのようです。図鑑を見ると、奄美大島ていますが、個体数が激減しており、絶滅危惧IA類に指定されていると記されていました。和名は「アマミエビネ」だそうです。植物園の説明はまだ書かれておらず、「Calanthe amamiana」と学名のみ記されていました。写真は、2月19日に撮影しました。