つくば実験植物園の資源温室で見事に色づいています。花は白い小さな花で以前にも掲載しましたが、実が見事に大きくなって実っていますので、掲載しました。アオギリ科の常緑樹で、中南米の熱帯地域に分布しています。果実は約6ヶ月で成熟し、収穫されます。この実の中に20~60個の種子を持ちます。この種子がカカオ豆(Cacao beans)と呼ばれています。コロンブスの大航海によってカカオの利用法を知り、砂糖や香辛料を加えてチョコレートとして上流階級に好まれるようになります。これが今のチョコレートに変化してきているとされます。もともとこのカカオ豆には、利尿作用とか覚醒作用などの薬効があるとされています。かつて貨幣が流通するまでは、このカカオ豆が物々交換の価値の基準であった時代もあるようです。
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