1974年にドイツで作出された赤紫色のフロリバンダローズ(F)です。最近は青色系のバラが増えましたが、青い色を出すのは難しいとされた時代が長く続いていました。その頃写真のような紫色をしたバラはきっと珍しかったのでしょうね。駐輪で香りが強いのが特徴です。
1999年に米国で作出されたアイボリー色の柔らかい感じがするハイブリッドティーローズ(HT)です。大輪の剣弁高芯咲きで形がよく、香りも良くて四季咲きですから、愛好家も多いようです。バニラの香りがするかな?と期待して近づいてみましたが、バニラの香りほど強くないですね。
2009年に仏国で作出された、高芯丸弁咲きの中輪の可愛いフロリバンダローズ(FL)です。写真のように濃いピンク色で、落ち着きもあります。初夏から初冬まで長く花を楽しめる四季咲きです。写真は茨城県フラワーパークで5月21日に撮影しました。