牛久自然観察の森で赤い実をつけていました。常緑の小低木であり、樹高は70cmくらいで里山の林床で見かけます。図鑑によれば、古くは同属である「マンリョウ(万両)」とは明確に区別されず、源氏物語などでは「ヤマタチバナ」の名前で記されているそうです。品種改良を重ねて観賞用に育成され、マンリョウ(万両)、センリョウ(千両)と比較して「ヒャクリョウ(百両)」との別名もあります。正月の縁起物として飾る習慣もあるようです。写真は10月22日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。彼岸花の仲間で黄金色をしています。写真をよく見るとわかりますが、彼岸花と同じように7つの花が集まって花序を形成しています。雌しべが長く反り返っているのも特徴の一つです。写真は10月18日に撮影しました。