観察路脇の林床部で濃い緑色の葉の中央部から花芽が伸びて咲き始めていました。年中緑色が濃く、日陰でもよく育つことからグランドカバーとして使われるそうです。また年中濃い緑色をした葉が茂っていることから繁栄を象徴するとされ、和名が「フッキソウ(富貴草)」となったと記されています。花は咲き始めたばかりでした。満開の頃はもう少し華やかになると思います。写真は3月29日に撮影しました。
薄い紅紫色の花がとても美しいツツジで、上側の花弁の内側に濃い紅色の斑点があります。日本の固有種で、自然分布は、近畿地方南部~四国~九州地区の山地岩礫地と記されています。綺麗なツツジです。写真は3月29日に撮影しました。
つくば実験植物園で咲き始めていました。花の形状が独特で絶滅が危惧され、準絶滅危惧(NT)に指定して保護されていると記されています。山口県西部、四国北部・九州北部・対馬諸島のほか済州島や朝鮮半島南部など玄海灘を囲むような地域に生息することからの和名だそうです。甘紫色が美しいツツジでした。写真は3月29日に撮影しました。