季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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ゲラニウム・サンギネウム・ストリアツム

2008-05-15 19:02:24 | 趣味・季節の花
前掲のゲラニウムの隣に植栽されていました。写真のように5弁で横に平開するタイプで、とてもすっきりした花です。説明板によれば、イギリス原産、学名は「Geraniumu sanguineum var. striatum」で、フウロソウ科と記されていました。この花もその可憐な美しさから観賞用とされるようです。図鑑によると、もともとはコーカサス地方・北部トルコ地域に自生する原種系のゲラニウムだそうで、とても貴重な花ですね。イギリスで園芸品種が作り出されて観賞用に多くの品種が作り出されているとか。写真は5月4日に撮影しました。草丈は前掲のゲラニウムとほぼ同様でした。
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ゲラニウム・カンタブリエンセ ’ビオコボ’

2008-05-15 18:47:59 | 趣味・季節の花
美しく珍しい花がつくば植物園の庭で咲いていました。花の直径は約3cmほどで、写真のように5弁の白い花が反り返って雄しべと雌しべが美しく飛び出して見えます。地下茎をのばして繁殖するらしく、草丈は低く一つの塊になっているようにみえました。説明板によれば、栽培品種で、鑑賞用で、葉に芳香があり、学名は「Geranium × cantabrigiense 'Biokovo'」、フウロソウ科の多年草です。ゲンノショウコに似た葉を触って匂いを嗅いでみると、柑橘系の香りがしました。写真は5月4日に撮影しました。
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クレマチス

2008-05-15 07:44:16 | 趣味・季節の花
つくば植物園でクレマチス展が行われており、撮影しました。クレマチスにも多くの品種があり、花の色も白、紫、ピンクなど様々なものがありました。また、一重咲きや八重咲きなどその品種の多いのに驚きましたが、やはり紫色の一重の花が美しいですね。説明板には、クレマチス小沢2号と記され、学名は「Clematis 'Ozawa-no-nigoo'」とありました。写真は5月4日に撮影しました。
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クマガイソウ(熊谷草)

2008-05-14 22:11:09 | 趣味・季節の花
唇弁が袋のようになったラン科の独特の花です。つくば植物園で咲いていました。和名は武将熊谷直実が矢を防ぐために背負っていた母衣(ほろ)に見立ててとのこと。写真を見ていただくと、葉も変わっているのがわかりますね。長い葉をきれいに刈り込んだように見えますが、自然に団扇を広げたような形をしています。説明板によれば、絶滅危惧種に指定されており、学名は「Cypripedium japonicum」、ラン科、アツモリソウ属の多年草です。図鑑を見ると、北海道南部~九州にかけて我が国に自生する花です。写真は5月4日に撮影しました。これに似たやや小ぶりの花がアツモリソウで、この花も絶滅が危惧されています。いずれも大切に保護をしたいものです。アツモリソウはかつて礼文島で見かけたことがありました。
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キンラン(金蘭)

2008-05-14 21:46:55 | 趣味・季節の花
つくば植物園の林の中で咲いていました。草丈は30cmほどで、笹の葉のような葉が互生しており、その茎の先端に黄色い美しい花が咲いています。花の色が黄色いものを「キンラン」、白いものを「ギンラン」と呼ぶと説明板に記されていました。常緑広葉樹の林内の林床に初夏のころ咲く花のようです。白い花のギンランを探したのですが、発見できませんでした。中国、朝鮮半島や東北以南のわが国の山地に自生する植物で、絶滅危惧種に指定されており、学名は「Cephalanthera falcata」、ラン科キンラン属の多年草です。写真は5月4日に撮影しましたが、まだ完全に開花していない状態でした。余りにも美しい花で、盗掘されたため、急激に減っているようです。保護をしながらその美しい姿を楽しみたい花です。
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キングサリ(金鎖)

2008-05-13 21:22:26 | 趣味・季節の花
黄色いフジのような見事な花です。説明板によれば、ヨーロッパ中南部原産で、学名は「Laburnum anagyroides」、マメ科、ラブルヌム属の落葉高木です。和名は「キバナフジ」と呼ばれるようですが、あまりお目にかかったことはないですね。マメ科らしい形をした鮮やかな黄色の花が垂れ下がるように咲いている様子はとても幻想的で見とれてしまいました。図鑑を見ると、有毒植物で、中国名は「毒豆」だとか。美しいからと言ってあまり近づけないですね。写真は5月4日に撮影しました。
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キリシマツツジ(霧島躑躅)

2008-05-13 21:10:33 | 趣味・季節の花
霞ヶ浦総合公園の庭園で咲いていました。燃えるような紅赤色で、樹全体が盛り上がって見えるほどに美しく咲いています。説明板には、学名「Rhododendron obtusum Planch.」、ツツジ科と記されていました。ヤマツツジ系の栽培品種で、公園や家庭の庭などで多く植栽されている常緑低木だそうです。華やかな花をお楽しみください。写真は5月4日に撮影しました。
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キサントケラス・ソルビフォリア

2008-05-13 21:01:31 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯資源温室裏の庭で珍しい花が咲いていました。6弁の美しい花です。花びらの先端のほうは白色で中央部は紅色です。枝いっぱいに咲いている様子は、遠くから見ると一見桜や桃にも似ていますが、一段と鮮やかに見えます。説明板によれば、モンゴル、中国北東部、朝鮮半島が原産で、学名は「Xanthoceras sorbifolia」、ムクロジ科、キサントケラス属の落葉低木です。写真は5月4日に撮影しました。
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キリ(桐)

2008-05-13 15:13:59 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯雨林温室付近の林で咲いています。樹高が高いので、あまり詳細には撮影できませんでしたが、全体の雰囲気をご理解ください。薄紫色のベル状をした花が集まって葡萄の房状の円錐花序を形成しています。わが国各地で生育しており、軽量で、価値の高い箪笥や楽器の材料としても知られています。学名は「Paulownia tomentosa」で、ゴマノハグサ科、キリ属の落葉高木です。時々公園などで大きな木を見かけることがあります。写真は5月4日に撮影しました。
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カキツバタ(杜若)

2008-05-13 11:05:58 | 趣味・季節の花
今年もアヤメ科の花が咲き始めました。つくば植物園の池で咲いています。説明板によれば、準絶滅危惧種に指定されていると記されていました。自生しているものが減少しているのでしょうね。学名は「Iris laevigata」、アヤメ科、イリス属の多年草です。浅い沼や池の中で育ちます。写真のように鮮やかな青紫色をした品位のある花です。アヤメとの見分け方は、花びらの中央部にあるすっきりした白色または淡黄白色の線です。アヤメの場合は、庭などの乾いた土の上で咲き、ここが網目模様になっています。葉にも違いがあり、カキツバタのほうがアヤメより葉の幅が広いので区別できます。しかし「いずれが菖蒲か杜若・・」とはよく言ったもので、一目で見分けるのは難しいですね。写真は5月4日に撮影しました。
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カカオ

2008-05-13 10:40:08 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯資源温室で咲いています。白い可憐な花が幹から直接出て、ぶら下がるように咲いています。これからカカオの実(約15cm)が採れ、チョコレートの原料になります。説明板によれば、中南米原産で、学名は「Theobroma cacao」、アオギリ科、カカオ属の常緑樹です。古くはマヤ文明の頃から栽培され、コロンブスが16世紀初頭に中南米からヨーロッパに持ち帰って、ココア飲料がブームとなったとされています。写真は5月4日に撮影しました。
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エニシダ(金雀枝)

2008-05-13 10:16:38 | 趣味・季節の花
鮮やかな黄色いマメ科の花です。蝶々が枝にとまっている様にも見えます。古来「金雀枝」と呼ばれていますから、黄金色の雀が枝いっぱいにとまっている縁起のいいものとして見えたのでしょうね。花の色は、黄色だけではなく、赤や橙色が混ざった美しいものを見かけることもあります。つくば植物園でも黄色い花の近くに色違いのエニシダがありました。説明板によれば、江戸時代の初期の頃、中国から渡来した植物で、原産地は地中海沿岸地域だとか。学名は「Cytisus scoparius」で、マメ科の落葉低木です。乾燥に強くて荒れ地でも育つことから、山火事で荒廃した山の緑化のためにヘリコプターで種子を散布された時代もあるようです。あまりにも繁茂しすぎてほかの植物の育成を妨げることもあるとか。写真は5月4日につくば植物園で撮影しました。
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エゾスカシユリ(蝦夷透百合)(海岸型)

2008-05-13 09:12:36 | 趣味・季節の花
独特の朱黄赤色をした花が、地面近くで咲いていました。花の大きさには見合わないとても低い草丈です。6弁の花びらの内側には美しい斑点模様があります。夏の北海道を代表する美しい花ですね。写真は横から撮影しましたので、わかりにくいかも知れませんが、真上から見ると花弁の根元付近は、それぞれの花びらの間に空間があります。これが「スカシ」の由来のようです。説明板によれば、「Lilium maculatum var.bokosanense」で、ユリ科の多年草です。写真は5月4日に撮影しました。
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イリキウム・フロリダヌム

2008-05-12 19:44:57 | 趣味・季節の花
つくば植物園で咲いていました。北アメリカ南東部の地域が原産で、学名は「Illicium floridanum」、シキミ科、イリキウム属の落葉高木です。真紅の花弁が毒々しさを強調し、変わった花です。既に掲載した「シキミ」と似ています。図鑑によれば、わが国でも東北地方以南に分布し、有毒であると記載されていました。写真は5月4日に撮影しました。
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イブキシモツケ(伊吹下野)

2008-05-12 19:27:15 | 趣味・季節の花
つくば植物園でコデマリに似た美しい花が咲き始めていました。写真のように小さな葉に可愛い白い花を咲かせています。手前の花に虫がとまっていますから、花の大きさが伺えると思います。説明によれば、学名は「Spiraea nervosa」、バラ科、シモツケ属の落葉低木です。花に近づいてよーく見ると、バラ科らしく小さいながら5弁で、芳香を放っているのがわかります。図鑑によれば、その小さな花が集まって散房状に咲くと記されています。写真は5月4日に撮影しました。
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