つくば植物園のバラ園で見かけた紅色系の美しい現代の四季咲きバラの創出に大きな役割をした有名なバラです。前掲のミニと違ってやや大きな花で、中国原産で、「Rosa chinensis」、濃紅色～ピンク色が美しい半八重咲き、四季咲きのワイルドローズと記されていました。ほんのり香りがします。写真は5月26日に撮影しました。
つくば植物園のバラ園で見かけたハイブリッド・チャイナ系統で、写真のように美しいピンク色の半八重ロゼット咲きの小型の花で、四季咲きのオーールドローズ（1815年以前の作出らしい）「Rosa chinensis 'Minima'」と記されていました。現在園芸店でよく見かけるミニチュアローズの親となった種らしいです。写真は5月22日に撮影しました。
つくば植物園のあちこちで咲いています。日本（北海道～九州）、朝鮮半島に分布するワイルドローズ系の落葉蔓性の低木です。白色の花が清楚で、一重の一季咲きで、花が多くつくのが特徴です。樹高は1m位で、原野や河原に自生する蔓性の野バラで、秋には固い赤い実が実ります。説明板には、「Rosa multiflora」と記されていました。このバラは、病気等に強く、花を多くつける特性があるので、各種の園芸バラの台木に使われることでも知られています。写真は5月22日に撮影しました。
つくば植物園のバラ園で撮影しました。説明板によれば、名称は「Pu Tao Hong」で、チャイナ系ですが、いつどこで作出されたかは未だ不明だそうです。赤紅色（ワインレッド）がとても美しい八重の四季咲きのバラで、ほんのり芳香がします。現在ある園芸種のバラの多くにこの流れを汲むものがあるそうです。写真は5月22日に撮影しました。
つくば植物園のバラ園で撮影したものです。説明板によれば、名称は「Prosperity」で、1919年にイギリスで作出されたハイブリッド・ムスク系の四季咲きのバラと記されていました。このような花の形を「半剣弁カップ咲き」と言うようで、芳香がしました。写真は5月22日に撮影しました。
再びつくば植物園にあるワイルドローズなどの紹介をします。つくば植物園は昨年からバラ園を整備し、今年初めて各種のバラの歴史が観察できるようになりました。園芸種のバラ園ような華やかさはありませんが、野生バラから創出されるバラの流れがわかるような気がします。写真のドックローズは、ヨーロッパに分布するワイルドローズ系統の一季咲きで、淡いピンク色の一重の花が特徴です。ほのかに芳香がします。説明板には「Rosa canina」と記されていました。写真は5月22日に撮影しました。
つくば植物園で見かけた黒紫色のジャーマンアイリスです。とても不気味な色で印象深い花です。説明板によれば、「Iris germanica ’Before the Storm’」アヤメ科と記されていました。写真は5月22日に撮影しました。
今年は5月に入って雨が少なかったので、花がとても綺麗に咲きそろいました。赤紫色の花がとても華やかに見えます。写真は5月17日に撮影しました。
霞ヶ浦湖畔の里山で見かけた白い房のように咲いている花です。甘い香りを周辺に漂わせていました。蜂が飛んできていましたので、アカシア蜜を集めていたのかもしれません。写真は5月17日に撮影しました。
霞ヶ浦湖畔を散策している際見かけたとても美しい大輪のバラです。花の直径は8cmくらいあり、真紅の花弁が幾重にも重なってとても豪華でした。園芸種のバラだと思いますが、詳細は分かりませんでした。写真は5月17日に撮影しました。
つくば植物園のイチゴの多様性展示区画で見かけました。通常のヘビイチゴは、小さな黄色い花が咲きますが、このシロバナヘビイチゴは名前の通り、白い可憐な5弁の花が咲いています。説明板によれば、日本（本州～屋久島）、朝鮮（済州島）、シベリアに分布し、「Fragaria nipponica」、バラ科の多年草です。図鑑を観るとこのイチゴはオランダイチゴと同じ仲間であり、別名を「モリイチゴ」と言い、赤く実った実は食べられると記されていました。写真は5月14日に撮影しました。
つくば植物園のイチゴの多様性展示区画で咲いていました。本州～九州にかけての山地に分布し、「Rubus llecebrosus」、バラ科、キイチゴ属の落葉低木で、果実は食用になると記されていました。花弁は5弁で白く、果実は直径1cmくらいで9月頃には赤く実ります。写真は5月14日に撮影しました。
つくば植物園のイチゴの多様性展示区画で見かけました。’カイオワ’より花弁が小さくて、おしべの色が褐色に見えました。この樹の枝には棘が無いのが特徴です。果実は、大きめの桑の実くらいで、説明板によれば、「Rubus fruticosus 'Ouachita'」、バラ科で、果実を食用にすると記されていました。ビタミンなどを豊富に含み健康に良いとされて生食で販売されているものもあります。写真は5月14日に撮影しました。
つくば植物園のイチゴの多様性展示区画で、イチゴやブルーベリーとともに展示されていました。白い大きな5弁の花に先端が黒い粒のように見える雄しべが特徴です。説明によれば、「Rubus fruticosus 'Kiowa'」、バラ科と記されていました。果実は小さな黒い色でブドウの房のように実ります。ブラックベリーの中では、一番大きいほうの果実だとか。枝には鋭い棘があります。写真は5月14日に撮影しました。
つくば植物園で、トチノキ、マロニエと隣接して、大通りに植栽されている大木です。紅色の花が円錐状になってとても美しい光景です。前掲のような白いトチノキの花と形は同じですが、色鮮やかで華やかな感じがします。説明によれば、「Aesculus×carnea」トチノキ科の落葉高木です。西洋トチノキ（マロニエ）と米国産のアメリカベニバナトチノキの交雑種のようです。写真は5月14日に撮影しました。
