つくば植物園で白い梅に似た5弁の花を咲かせていました。蕾は薄紅色をしていますが、開花すると白くなります。別名は「四川天の梅」で、中国南西部と台湾が原産と言われ、「Osteomeles schwerinae」、バラ科、テンノウメ属の常緑低木です。夏の終わりごろから秋にかけて青紫色の小さな実がつきます。写真は5月27日に撮影しました。
近くの大学のぬ学部構内で毎年真紅の美しい花を咲かせます。今年も5月中旬ころから咲いていました。説明板によれば、ヨーロッパで作出された園芸品種で、「Rhododendron cv.」、ツツジ科ツツジ属の常緑低木です。元々は、ヒマラヤの山岳地帯が原産地で、ネパールでは国の花と指定されているようです。不思議と荘厳な感覚を覚えます。写真は5月26日に撮影しました。
つくば植物園で見かけました。独特の形をした花序です。説明板によれば、中国中南部原産で、「Trachycarpus wagnerianus」、ヤシ科の常緑高木です。ワジュロ(和棕櫚)と比較すると、葉が短く先端が垂れていない特徴があります。棕櫚は古来その樹皮の繊維を活用したり、葉を活用されたりしてきました。写真は5月26日に撮影しました。