肉料理によく添えられるクレソンの花です。熊本の水前寺公園近くの清流加勢川の畔で咲いていました。清流に生育し、独特の辛味を持っており、貧血や利尿など多くの薬効があるとされています。ヨーロッパ中部~アジア地域にかけてが原産で、アブラナ科オランダガラシ属の多年性の水生植物です。白い花が咲く頃になると茎が固くなるので、その前に摘み取って食用にされるようです。
熊本へ行く機会があり、水前寺公園近くの加勢川沿いを早朝に散歩していると美しい山吹色の花が咲いていました。中国原産で、「Hypericum patulum」、オトギリソウ科の常緑低木です。寒い地方では、落葉する場合もあるようです。この写真は5月30日に熊本で撮影しました。関東地方では、庭や垣根で6月中旬ころから満開になっています。
つくば植物園のバラ園で見かけた薄紅色の美しい気品のあるバラです。説明板によれば、1868年にフランスで作出され、ブルボン系統の半八重咲き、一季咲きの品種で、「’Zephirne Drouhin'」と記されていました。とても良い香りがします。写真は5月26日に撮影しました。
つくば植物園のバラ園で5月の下旬に咲いていました。薄いピンク色をした多弁の八重咲きでとても量感があります。説明板によれば、1968年にフランスで作出されたポートランド系統のクオーターロゼット咲き、「’Jacques Cartier'」と記されていました。とても良い香りがします。写真は5月26日に撮影しました。
つくば植物園のバラ園で紅色をした蕾が徐々に開いて、写真のように美しくなりました。説明板によれば、このバラは、1867年にフランスの育種家ギヨーによって、「ティーローズ」と「ハイブリッドパーペチュアル」の品種を交配して、完全四季咲き性・剣弁高芯の花型を持つ強香性の品種「ラ・フランス」を誕生させたと記されていました。このバラがハイブリッドティー系統品種の第一号として認定され、バラの歴史上大変重要な役割をした名花となり、このバラ以降作出されたバラを「モダン・ローズ」と呼び、それ以前のものをオールドローズと呼ぶと記されていました。写真は5月26日に撮影しました。満開の頃また掲載します。