霞ヶ浦湖畔にある総合公園の各種蓮を栽培展示した池で見かけました。写真ではわかりにくいかもしれませんが、ほんのり青白く見える花は妖艶です。花の大きさは中輪で、山口県長門市にある青海島の浄土宗西円寺伝承の品種であると記されていました。写真は8月18日に撮影しました。
霞ケ浦湖畔にある総合公園の各種蓮展示区画で見かけた珍しいハスです。初めて見ました。花弁は紅色で先端に丸みがあり、咲き始めたばかりなのに、萎んだように咲いています。これが紅がにの特徴らしいです。写真は8月18日に撮影しました。
霞ケ浦周辺はわが国でも有数のレンコンの産地です。真夏の朝湖畔を散策すると美しい蓮田のハスの花を楽しむことができます。品種の違いでしょうが、最近は白い花のハスが増えているように思います。かつてはピンク色をした美しい花も見かけましたが、最近は殆ど見かけなくなりました。農家の方に伺うと、茨城や千葉で生産される蓮の品種は、金澄系の品種が多いそうです。最近の健康食ブームで、美肌や風邪の予防、高血圧予防、貧血防止などに効果があるとのことで食べる人が増えているようです。中国では古来漢方として使用されています。写真は8月中旬に撮影しました。
霞ヶ浦湖畔の総合公園にある各種蓮の展示区画で咲いていました。ハスは、多年草の浮葉植物で、その地下茎(レンコン)を食用としています。写真のハスは、観賞用の園芸植物です。写真のように花弁の外側が薄紅色で、1984年に中国で作出されたとても美しいハスです。
霞ヶ浦湖畔の展示用のハス池で見かけました。写真のようにほんのり桃色が残った花びらが、牡丹のような咲き方をしており、とても優雅です。この品種は、中型のハスで中国の古代蓮を自然交配して1979年に作出されたもののようです。写真は7月24日に撮影しました。
霞ケ浦総合降雨園のハス展示区画の池で見かけました。2004年に登録された早咲観賞用のハスです。写真のように枚数の多い薄紅色の美しい花びらを持っています。写真は7月24日に撮影しましたが、満開を過ぎた頃であり、もう少し早い時期に撮影できればよかったと思います。
霞ヶ浦湖畔は、全国でも有数のハスの産地で、古代ハスから最近の各種のハスまで各種展示されています。その中から一部を写真で紹介します。初めは、白い形のよい印象的な花を持つ「砂田の白浜」と名付けられた、京都の巨椋池系品種のハスだと説明されていました。写真は6月24日に撮影しました。
つくば実験植物園の砂地で花を咲かせていました。海岸に生息する常緑の低木で、わが国では本州・四国・九州の海岸で広く分布しています。写真のように青紫色の花がとても魅力的で、海岸で群落を形成して生育することが多いようです。
つくば実験植物園で赤い実がなっていました。5月頃白いきれいな花を咲かせます。真夏の青空に赤い実が映ってとても印象的でした。和名の由来は、葉を揉むとゴマのような匂いがするからだと言われています。写真は8月5日に撮影しました。
つくば実験植物園の原っぱで咲いていました。真夏に緑の鋸のような葉と真っ白な花が目に焼き付きます。わが国では北海道~本州の各地の高原や野原で自生しています。キク科の多年草で、葉などに薬効があると言われています。また園芸用に持ち込まれた西洋ノコギリソウがあり、白色のほかに赤や黄色の花を咲かせます。また日本固有のノコギリソウは葉が写真のように鋸のように見えますが、西洋ノコギリソウは、柔らかくて違いがあります。写真は8月5日に撮影しました。
つくば実験植物園の池の畔で咲いていました。赤紫色をした房状の花が特徴です。ちょうど8月のお盆の時期に咲き、仏前に供えられるので、盆花とも言われます。この花に水を含ませて精霊棚に水をかける風習があることからの和名とも言われます。写真は8月5日に撮影しました。
つくば実験植物園の池で咲いていました。スイレン科コウホネ属の多年草です。北海道の空知地方、尾瀬など比較的寒い地方の湖沼に分布しています。絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。黄色い花弁のように見える萼片に、赤色の混じった柱頭盤があり、夏の暑い植物園の中でもひと際目立つ印象的な花です。
直径が15㎝位ある大輪のピンク色の花でした。ほかにも白や赤色の花もありました。ベゴニアには多くの種類があるようですが、この大輪の花を咲かせるタイプは、アンデス山脈が原産の球根ベゴニアで、高温多湿を嫌うため、北海道や本州の高原など一部の地域でのみ屋外での栽培ができるようです。花の美しさから愛好者も増えているようです。写真は8月14日に撮影しました。