つくば実験植物園で咲いていました。オレンジ色が濃い美しい花です。ヤブカンンゾウは八重咲で、一重咲きのノカンゾウと区別できます。ニッコウキスゲは横向きに咲きますが、ノカンゾウやヤブカンゾウは上に向いて咲きます。
しあわせの村の日本庭園の散策路脇で咲いていました。ユリ科の多年草です。花茎が50~60㎝まっすぐに伸びてその先端に6弁の漏斗状の花が咲いています。この花は朝咲き夕方には萎む一日花です。若芽などを食用にする地域もあります。
19年ぶりに阪神淡路大震災の救助拠点の一つになった「しあわせの村」を訪れて、宿泊しました。運動場や日本庭園が整備されており、朝の散歩にはとても良い環境でした。散歩しながら撮影した花の写真を少し紹介します。写真はヒメクチナシです。とても良い香りの白い美しい花で、クチナシの花より半分くらいのコンパクトな感じの花でした。樹高が低いので、花壇に植栽されることが多くなっています。
つくば実験植物園の温室で咲いていました。ハワイオアフ島原産の白い花のハイビスカスで、ハイビスカスの原種と言われています。絶滅危惧植物として指定されている珍しい花です。白い花弁と花の中央に伸びる赤い花柱が独特です。
つくば実験植物園のハーブ花壇で見かけました。欧州・北米が原産のキク科ノコギリソウ属の多年草です。繁殖力が強いので、あちこちで増えています。写真のように花は薄紅色の頭状花をつけます。白色の花もあります。薬効成分があり、抗痙攣作用や強壮作用、血圧降下作用など各種効用があるようです。
つくば実験植物園のハーブ花壇で撮影しました。ヨーロッパ原産のアオイ科の多年草です。明治時代に薬用植物として輸入されたようです。草丈は背丈よりやや低い程度で、花は5弁の薄紅色の花が咲きます。根の部分に粘液を含んでおり、気管支炎や口内炎などに薬効があるとされています。
つくば実験植物園の食の植物展示区画には、果樹などが数多く展示されています。この時期黄色くおいしそうに熟れたビワが食べごろのようです。少し時期が遅れると、小鳥のえさになっていつの間にか実がなくなってしまいます。