鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

『表裏源内蛙合戦』・観ていて辛くなる舞台

2008-11-22 21:12:50 | Weblog
11月ってこんなに寒かったかな・・・???と思うくらい寒い一日

1ヶ月ぶりに都内へ。
渋谷・シアターコクーンへ『表裏源内蛙合戦』を観劇に行きました。
久々のマチネー(昼公演)。しかも、今回12:30開演と早め。
劇場枠の抽選チケットだったんで、第一希望は、土曜のソワレ(夜公演)だったのだけれど、当たったのが、マチネーだったという訳で、今日は、午前9時少し前に自宅を出ました。
三連休の初日だからな・・・駅の近くの駐車場は、どうだろう・・・?パークできればいいのだけれど。
出来なかったら、市役所の駐車場だな・・・。
一応、1本早めの電車を想定して、市役所の駐車場へ行かなければならない事態になったときは、次の快速で・・・という予定でしたが、予想に反して、駅の近くの駐車場は、ガラガラ・・・。ラッキーだけれど、どうしてなんだろう・・・?みなさんお出掛けしないのかな・・・。
ガソリン価格も下落しているから、車で、お出掛けの方が多いのかな・・・???

私は、土曜日の午前中は、ゆっくり休んで、午後から出かけるほうが、身体がラクなので、観劇は、たいてい夜公演と決めていますが、昼公演は、昼公演でいいところもあります。
昼食が、ランチ価格で食べられるってことですかね。
それで、本日は、池袋西武デパートの8F・銀座アスターで、久々のBランチ(あのお店は、コースというのかな・・・。サラダ・卵スープ・ご飯・中華料理一品・ザーサイとお漬物といった定食メニュー)。
開演時間が、早いため、開店直後の午前11時にお店に入ったのですが、15分も経つと、まだ、お昼には少し早い時間なのにもう、満席でした。

さて、今回の『表裏源内蛙合戦』。
原作は、井上ひさしさん。
去年、古田新太さんが主演した『薮原検校』と同一のテーマでお話が展開していくようです。
『薮原検校』もそうだったのですが、この方の作品は、素朴で優しい人間感情を描いたもの、そして、人間の『醜悪』な内面を描いた路線と二つに分かれるようです。
今日の主役・上川隆也さんの演じた『天保十二年のシェイクスピア』、そして今回の『表裏源内蛙合戦』、前述の『薮原検校』は、同じラインの作品と言えるかもしれません(あいにく『天保十二年のシェイクスピア』は、チケットは、取ったものの、見にいけなかったのですが・・・)。
私には、『薮原検校』、『表裏源内蛙合戦』は、見ていて、辛くなってしまいました。
公演のチラシには、『抱腹絶倒の音楽劇』とあったのだけれど・・・。
今日は、体調もいまひとつで、鬼門の劇場・シアター・コクーンだったんで、余計そう感じてしまったのかもしれませんが・・・。

舞台背面を鏡で覆う、例の蜷川幸雄さんの演出も、何度も同じ手法だし・・・何だかな・・・。
もっと違う演出でもよかったのでは・・・と、偉大な演出家さんに対して、失礼かもしれないけれど、『オイディプス王』、『歌舞伎座・十二夜』、『表裏源内蛙合戦』と、続けば、飽きるって・・・。

休憩時間を含む4時間という長丁場・・・。

今回も、前振りが長くて、感想が書けなくなってしまったので、続きは、明日。