最近、なかなか、本が読めずにいます。
疲れていたりして、さて、本でも読もうかな・・・とページを開いたとたんに、眠くなって、そのまま・・・。
哀れな本は、翌朝、ページが折れていたりするのは、まだ、可愛いほう。
ひどいときには、カバーまで、折れ曲がってしまっていて(ソフトカバーの本なんか特に・・・)、ワタシに買われた本は、受難・・・です。
それでも、眠りたいだけ寝た日の夜などは、結構、遅くまで、本を読んだりできるので、今週の日曜日に、明川哲也さんの『星の降る町』を一気に読んでしまいました。
人は、何を失うと、何かを得る・・・。人は、何かを得ると何かを失う・・・。この世のルール・・・。
あまり幸福ではなさそうな大人の入り口に立つ少年・トリルと老人の菓子職人の一夜の物語。
星の降る寒い夜という設定なので、ちょうど今頃の物語でしょうか・・・。
流星群の夜なのでは・・・という記述から、『しし座流星群』の事だろうと思います・・・だとしたら、トリルと老菓子職人は、相当、寒かったのでは・・・と寝床の中で、読みながらそう思ってしまいました。
(今月11月2日のブログで、『しし座流星群』を『ペルセウス流星群』と勘違いして記載してしまいましたね。ペルセウス流星群は、真夏だし、勘違いも甚だしい・・・ごめんなさいです)。
明川さんについては、以前にもこのブログでも書いているし、昔は、『ドリアン助川』さんのお名前で、ロック歌手をしていらした方。
多分、主人公のトリル少年は、明川さんの子供時代(1970年代)のお話と推測しますが・・・。
ベイ・シティ・ローラーズ、キャンディーズのミキちゃんなんて記載もあるし。
そして、トリルを取り巻く環境は、格差社会を顕著に描いています。
山手のお金持ちの子供と団地に住む子供が同じ学校にいるのだけれど、やはり、親のステータスによって差別が生まれる・・・。
トリルのおとうさんは、何年か前からいなくなって(多分、離婚したのでしょう)、銀行の寮の賄いをするおかあさんと、一日中家の中にいるおにいさん(トリルは、ゴロゴロ男と呼んでいる)と暮らしていますが、家にも学校にも自分の居場所がありません。
お金持ちの子供と対等に渡り合いたいため、万引き少年になったトリルは、老菓子職人のサジのお店・星の輪っかから、お菓子を盗みますが・・・。
希望を失った老菓子職人・サジと居場所のない万引き少年・トリルの失ったものと得た物・・・。
明川さんの優しい視線で、物語は、進行していきます。
疲れていたりして、さて、本でも読もうかな・・・とページを開いたとたんに、眠くなって、そのまま・・・。
哀れな本は、翌朝、ページが折れていたりするのは、まだ、可愛いほう。
ひどいときには、カバーまで、折れ曲がってしまっていて(ソフトカバーの本なんか特に・・・)、ワタシに買われた本は、受難・・・です。
それでも、眠りたいだけ寝た日の夜などは、結構、遅くまで、本を読んだりできるので、今週の日曜日に、明川哲也さんの『星の降る町』を一気に読んでしまいました。
人は、何を失うと、何かを得る・・・。人は、何かを得ると何かを失う・・・。この世のルール・・・。
あまり幸福ではなさそうな大人の入り口に立つ少年・トリルと老人の菓子職人の一夜の物語。
星の降る寒い夜という設定なので、ちょうど今頃の物語でしょうか・・・。
流星群の夜なのでは・・・という記述から、『しし座流星群』の事だろうと思います・・・だとしたら、トリルと老菓子職人は、相当、寒かったのでは・・・と寝床の中で、読みながらそう思ってしまいました。
(今月11月2日のブログで、『しし座流星群』を『ペルセウス流星群』と勘違いして記載してしまいましたね。ペルセウス流星群は、真夏だし、勘違いも甚だしい・・・ごめんなさいです)。
明川さんについては、以前にもこのブログでも書いているし、昔は、『ドリアン助川』さんのお名前で、ロック歌手をしていらした方。
多分、主人公のトリル少年は、明川さんの子供時代(1970年代)のお話と推測しますが・・・。
ベイ・シティ・ローラーズ、キャンディーズのミキちゃんなんて記載もあるし。
そして、トリルを取り巻く環境は、格差社会を顕著に描いています。
山手のお金持ちの子供と団地に住む子供が同じ学校にいるのだけれど、やはり、親のステータスによって差別が生まれる・・・。
トリルのおとうさんは、何年か前からいなくなって(多分、離婚したのでしょう)、銀行の寮の賄いをするおかあさんと、一日中家の中にいるおにいさん(トリルは、ゴロゴロ男と呼んでいる)と暮らしていますが、家にも学校にも自分の居場所がありません。
お金持ちの子供と対等に渡り合いたいため、万引き少年になったトリルは、老菓子職人のサジのお店・星の輪っかから、お菓子を盗みますが・・・。
希望を失った老菓子職人・サジと居場所のない万引き少年・トリルの失ったものと得た物・・・。
明川さんの優しい視線で、物語は、進行していきます。