リスが、遊びに来たよ・・・！

昼前から、激しい雨。冷たくて寒い冬の雨の日。

朝、出勤しようとして、勝手口のドアを開けようとしたところ、落ち葉の上を何かが、走っていくような音がして、猫でも来たのかな・・・？？？
と思って、外に出て車庫へ向おうとしたところ、また、
『カサッ！カサカサカサッ！』
と音がするので、ふっと見たところ、紛れもなく、『リス』でした。
一瞬だったのですが、茶色の毛並みの尻尾の長いリス・・・。

（遊びに来てくれたのに、驚かせてしまったかな・・・）

自宅裏の雑木林は、今どんぐりがたくさん落ちているし、食糧調達には、もってこい・・・。

今度、ピーナッツでも置いてみようか・・・と考えました。

リスとの遭遇は、もうずぅ～～～・・・と昔、昔。
小学生の頃、通学路に、リスを飼っているお宅があって、舗道沿いのネットフェンス間際に、１ｍくらいの飼育箱が置かれていて、毎朝、そこのリスを見るのが楽しみでした。

そのうち、どうしてもリスを飼いたくなって、3ヶ月以上、毎日、毎日、毎日、飽きもせず、母にねだっておりました。
とうとう根負けした母は、
『家のお手伝いをちゃんとすること。今年のお誕生日には、プレゼントはなし。』
という条件付きで、ペット・ショップでシマリス一匹と飼育カゴ、ヒマワリの種を買ってくれました。

当時、父の会社の社宅に住んでおりましたが、リスは、結構、独特の『匂い』がします。
どんな動物でも、きちんとお世話をしてあげないと、家の中に臭気がこもりますが・・・（猫は例外でしたが・・・）。

当時、ウチは、両親とも仕事を持っていたので、昼間は、無人。
私は、当時の言葉で言えば、『鍵っ子』ということで、学校から帰ると自分で、社宅の部屋の鍵をあけるのが日課でした。

家に帰ると、リスがいて、ヒマワリの種やキャベツの葉っぱや、りんごなんかをあげると頬袋一杯にして、食べる姿がとても可愛くて、こんなに可愛い動物って他にいないよね・・・。

社宅ということで、犬、猫の類は、最初から諦めていたので、リスくらいが、自宅で飼えるボーダーだったのでしょうか・・・。
犬か猫を飼ってほしいとは、思いませんでしたが・・・。

最初から、犬や猫は、選択肢の中になかったからです。