鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

適性について考える・・・。

2010-02-19 21:09:38 | Weblog
すっきりと晴れず、灰色の雲が取れない寒い一日。

この1年あまり、派遣先の仕事場は、修羅場だった・・・。
景気低迷と減産による派遣切が、粛々と行われ、人が減った分、仕事は、倍になり、そして、それなのに残業も出来なくなって、毎日、毎日、仕事に追われていた・・・のである。

・・・ところが、ココへ来て、何故か、この1週間・・・。
時間が余って仕方ない・・・要するに、暇な日々が続いた。

いやぁ・・・忙しくないって、こういうことか・・・。

なにやら、ぐ~たら過ごしてしまい、こんなに暇なら、8月から手をつけられずにいた『あの仕事』をやっとけばよかったかな・・・と今、少し後悔している。

・・・暇だと、余計なことばかり考えてしまうけれど、今日は、仕事の適正について、仕事をしているフリをしながら、ツラツラと考えてみた。

・・・早い話が、今の仕事には、適性がなさそうである。

主要な仕事は、会計業務なのだけれども、自慢じゃないが、私は、小学生の頃から、算数が一番苦手で嫌いだったし、成績も悪かった・・・。

そのワタシが、なんで、毎月、億単位の計算しているんでしょうか・・・。

多分、算数の成績を知れば、採用されなかったハズである・・・。
適性がないから、仕事もスキになれないし、一種の拷問である。

一生の仕事にするなら、まず、適性があり、そしてその仕事が好きだってことが、条件なのだとつくづく思った次第である。

しかしながら、世の中というのは、何故か、そう上手くは、出来ていないみたいで、適性があって、その仕事が好きで従事している・・・というひとは、そう多くは、存在しないのではないかとも思える。

最初は、好きだったのに、どうも合わないみたいだし・・・ってことも。
逆に、適性もなく、嫌いだったのに、一生懸命頑張って、その仕事を全うしているひとも多いのではないかと思う・・・。

家族の為に、適性だとか、好き嫌いだとか考えないことにして、働くひとたちもいる。

仕事は、まず、従事してみなければ、分からないという点においては、人生における最大の選択・・・或いは、最大のギャンブル(賭け)と言えない事もないか・・・などと、暇に任せて、そんなことを考えた。