鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

『神々の科学:青山佳秀・著』②

2010-02-26 21:00:08 | Weblog
曇り空・・・午後から雨・・・。


昨日の続き。

私が、このひとの著作を読むのは、今回が初めてである。
以前は、メディアにもよく登場されていた(・・・ような気がする。テレビをあまりみない私が、記憶してるくらいだから・・・)し、お名前は、存じ上げていた。

神の領域・・・は、証明することがかなり難しい分野だと思う。

真実なのか?虚偽なのか?正しいのか?間違っているのか?

目に見えない世界だから、よけいにそう思う。
或いは、神の名を騙って、金儲けを試みるひとたちもいないわけではないのだから。

適性検査では、文系なのに、成績は、理系。
幼い頃に霊的な経験をしているのに、同じ体験をしたはずの家族とは、全く相容れない。

そんな青山さんの書かれる文章のファースト・インプレッションは、随分と静かな文章を書かれるひとなのだな・・・と思った。

不思議な静謐感・・・或いは、祈りにも似た感覚・・・。

神の領域に踏み込んだひとだからなのだろうか?

現在は、ヒンドゥ教らしいけれど、以前は、キリスト教を勉強されていて、修道院に入りたいくらいだった
と記述されておられる。

この方は、たぶん、(存在すると仮定しての話だけれど)神々に選ばれた人間のひとりなのだと思う。

霊的な神秘体験もその神?(・・・というか霊的な何か)との波長が合わないとお出ましになられないそうだし、そういった特別?な波長をもつ人たちは、やはり、何かに選ばれた人たちなんだろうと思う。

やはり、運命は、決まっているようである。

選ばれず、ただ平凡で、退屈で、或いは、砂を噛むような味気な一生を終えるひとたちもいる。

神の領域でさえも、ひとは、平等では、在り得ないのだろう。

だから、仕方がないのかもしれません・・・凡人が、不運であることは・・・。