春を通り越して、風は、もう初夏・・・のような陽気のなか、新型肺炎コロナ・ヴァイラスに脅えながらも・・・劇団☆新感線・偽義経冥界歌のライブビューイングを観劇(スクリーンだから鑑賞かも)に。
疫病の発生で、歌舞音曲、スポーツ、集会・・・およそヒトの集まるトコロには、極力近寄らず、不急不要の外出は控え・・・なんてことで、早2か月が過ぎ・・・劇場は閉鎖され、公演は、中止され、映画館は、細々?の営業の世の中。
久々に、『新型コロナ』を忘れた3時間。
鎌倉幕府設立あたり・・・は、よく時代劇(某・国営放送NHKあたりの大河ドラマ)になったりするものの・・・同時代、源義経を匿うことになった奥州・藤原家を下敷きにした奥華家が、メインとなって、物語は始まります。
同時代では、平氏源氏朝廷あたりが、やはり、メジャーなところ。奥州平泉(劇中では、奥華の国)が、舞台になる作品は、そう多くないでしょう。
上演劇団の新感線が、この時代をテーマにするのは、『鉈切丸』が、記憶に新しいところです。
史実をベースに、脚色された世界が、構築されていくのは、いつものパターン。
時折、相当な矛盾を孕みながらも、3時間よくもまあ、観客(私)を、飽きさせることもなく、中に引き込んでくれました。
御多分にもれず、この作品も、新型肺炎コロナヴァイラスによって、公演中止を余儀なくされ、本日、休演明けとなりました。
閉塞感の半端ない現状の中での再開は、どんなものかは、わかりませんが、とにかく、一時的でも、『コロナ』を忘れることができたのは、やはり歌舞音曲のもつ、偉大なチカラなのかもしれません。
・・・もっとも・・・。この映画館のお隣のショッピング・センターの店員さんが、県内2例目の感染者なんですけどね・・・。