薄曇りながら、最高気温15度。3月並みの暖かい早春。
23回目の月命日。
仏壇の香炉灰を均して、生花の水を換え。
ガーデニアの香りの白い線香を焚く。
明日か明後日、墓参に行こう。
ここ数日、なんとなく身体が怠くて、むやみやたらに眠くて、暖かいのに、ダラダラしていて、そんなふうだから、家の中は散らかる一方。
階段とキッチンに掃除機をかけ、清掃に励んでみる。
以前は、一度、寝つく生活をしてしまうと、1週間くらいは、そのままだったのだけれど、今回は、2日で済んだ。
去年の暮に仏壇にお供えした生花は、まだまだ咲いていて、寒いと生花も長持ちして有難いな。
夕刻、ベランダに出てみると、寒く無くて、ちょっと春っぽい空気。
如月の夕暮れは、早かった日の入が、随分伸びて、これから春分に向けて、加速度がついてくる時期で、勤め人だった頃、午後5時で、既に真っ暗だった帰宅時間が、明るくなって来て何やら嬉しい気もして、楽しい気分で帰宅した。
暖かくなってくれば、柑橘を絞った酢で、酢飯を作り、お刺身や玉子焼きなど混ぜ込んで、ちらし寿司など作るのも楽しかった。
立春から、お雛祭りにかけての1カ月間に、二、三回、ちらし風のすし飯と、貝類のお澄ましなど作ってみたりした。
ちらし寿司に使う酢飯も、穀物酢ではなくて、レモンや伊予柑なんかを絞った柑橘の果汁で作ると香りよく、酸っぱさもちょうどいい感じになるので、春は専ら、柑橘酢を使う。
母が喜んでくれたから・・・。
そんな楽しみも独りになったんで、1合炊くこともないお米で、酢飯など作っても、美味しくないし、材料も余ってしまうし、冷凍保存も難しそうで。
お惣菜売場のちらし寿司は、ちょっと甘すぎるし、あまり美味しくないので、お鮨屋さんの一人前のテイク・アウトのちらし寿司でも頼んでみようかなとか、考えている。