氷点下の朝。よく晴れて寒い週明け。
氷点下迄、冷え込むと睡眠中、無意識に身を縮めてしまうせいか、首から肩にかけて、激痛(←大袈裟)。
温めて緩和するも・・・。枕とか、マットレスがヘタっているせいなのか・・・。
一昨日(3月9日)。
映画:コットンテールを鑑賞。
・・・正直、見なければよかった・・・と思った。
監督が外国人らしく、どこかの映画賞を受賞した・・・という作品なのだけれど。
或る一定層の日本人には、かなり受け入れ難い描写も。
認知症になった妻の排泄介助失敗のシーンは、不浄を嫌う日本人には、ちょっと・・・。
最愛の妻を亡くし、魚屋で、タコを万引きし、英国の田舎?の駅で、自転車泥棒をする作家である主人公。
モラル的にどうか・・・と思うけれど。
タイトルのコットンテールも、ピーターラビットの兄妹うさぎの3番目の仔うさぎの名前なのだけれど、何故、映画のタイトルがコットンテールなのか、その辺のエピソードも無ければ(もしかすると妻のネックレスが、ピーターではなく、コットンテールなのか・・・或いは、ピーターラビットの物語関連のエピソードだったのか・・・???)、認知症で苦しむ妻が、どうも認知症だけでもなく、激痛の果てに死亡する理由がよくわからず?ガンだったのか、或いは、脳のダメージによる幻痛?なのか・・・。
作品の意図が掴めない。
妻が没後、遺書により、イギリスの湖水地方・ウインダミア湖に、遺灰を撒きにいく家族の物語。
心の通わぬ一人息子とその嫁と孫と・・・の再生の物語・・・という解説なのに、父と息子のセリフも殆どなく、嫁もなんだか冷たい・・・というよりは、希薄だ。
認知症の妻を演じる木村多江の衣装はよかったのだけれど、認知症の介護に、ネグリジェってどうなんだろう・・・?
そのネグリジェと布団が、排泄物だらけになる描写がリアルすぎて、観ていてかなり厳しい。
一番の謎は、それ程売れているようには見えない作家の夫と狭いアパート(或いは、マンションなのか)暮らしなのに、大人3人子供1人で、イングランドの湖水地方に行ける程財力があるか・・・或いは、息子と嫁が、稼いでいるのか・・・そんな下世話なことが気になってしまったりで。
・・・とにかく、見なければよかった・・・。
それでも、木村多江は、雰囲気があってよかった・・・ような気がする。