曇りがちで、夕刻前より雨降りだす。
水無月最終日。
散々な六月だったような気もする。
先月末に給電不具合で、停電するし、細々とでも動いてくれていたパソコンは、完全に通信を拒否。
自動車の半年点検で、タイヤも寿命なので・・・ってコトで、交換の必要性に迫られ、なにより、移転先隣家の新築で、毎日毎日、騒音と振動と車通行にも支障。
例年なら、この時期は、まだそれ程には、暑くならないのに、初旬から、真夏日の出現。
体調も良くないし・・・。
なんだかなぁ・・・の日々。
それでも何とか、平穏無事?に過ごしてはいるけれども。
やはり長年住み慣れた地を離れたので、いろいろと調整が難しいのかも。
子供のころから、順応力に乏しくて、学校では、クラスに慣れることがなかったし・・・。
まあ、それでも、母の居ないあの家では、居場所もないし(されど、ここでも、隣家が近いので、会話や生活音、街道をゆく車の走行音、救急車両のサイレンの多さ、犬の鳴き声・・・などなど雑多な音に脅えている始末)、せめて自身は、なるべく音を立てぬよう静かに身を潜めて暮らしている感じもする・・・。
身を潜めて・・・というのは、旧居宅に居た頃からの癖で、無意識で、できるだけ存在を無にして、目立たぬようにしていたのも、何やら生きることへの罪悪感みたいなものがあって、その存在を消すことができずにいる。
それでも、もう母もいないし、愚弟とは絶縁だから、本当なら、もう誰にも気を遣わずに済んでいるハズなのに、長年の習性は、なかなか消えない。
そして・・・更に・・・『それでも・・・』。そんな水無月だったけれど、隣家の建築工事も本日は、お休みで、気温も真夏日には少し届かず・・・で、穏やかで静かで、涼しい・・・極楽な水無月最終日。