最高気温17度近く迄、上昇。
一気に春が来たような。
朝から、旧居住地の銀行等。
相方も、我が旧居住地に御用があるということなので、車を出してもらう。
相方は、金融機関のインターネットでは変更できない?個人情報の変更処理など行い、私は、県内では旧居住地にしかない都市銀行へ。
久しぶりに訪れた旧居住地は、やはり懐かしいし、空気も違う(ような気がした)。
日差しは春だけれど、時間が経つにつれて、冷たい強風が吹く。
アレコレ巡っているうちに、正午を過ぎて、旧居住地から南に向かい、隣県の古民家カフェへ。
結構?有名な古民家カフェで、某国営放送で、数年前に紹介されていたそうで、玄米酵素ご飯のランチが売りのお店のようだった。
最近は、ちょっと著名なお店は、予約しないと食事ができない(コロナ流行中は、特に予約がなくても、食事ができたけれど、コロナ以前に戻ったのかな)ので、前日の昨日、予約を入れた。
既に、13時半でも、ほぼ満席の状態。予約最後の客となったようだ。
店内は、ほぼ女性客。男性は相方ともうお一方居た。
柔らかく炊いて発酵させた玄米酵素ご飯。メインの魚料理以外、動物性の材料は使っていないようだった。
デザートのシフォンケーキと夏みかんジャムと豆乳クリーム、ほうじ茶アイスクリームと充実した内容。
おなかもいっぱいになったので、来た道を戻りつつ・・・ふと、国道の案内版に、遊水池まで、2kmの表記。
暖かいし(風は強いけれど)寄ってみようか・・・ということで、遊水池へ寄り道。
ここは、母の亡くなった年の5月に、道の駅に食材を買い求めに行って、やはり国道の『遊水池迄、10km』の表記をみて、何気なく訪れた場所だった。
あのときは、二羽のコウノトリのヒナが孵化して、河川敷?には、某国営放送の定点観測のカメラが、観測所に設置されていて、隣の休憩所は、ギャラリーがたくさん居た。
母の死後、2カ月経っていた頃で、随分と悲しい気持ちで、遊水池の道を歩いたけれど、あのときは、気温30度でかなり暑い日だったことを覚えている。
コウノトリの人工巣塔が見える望遠鏡が設置されていたので、のぞいてみた相方が、
『鳥のアタマが見える!』
というので、私も望遠鏡をのぞいてみると・・・まあるい白いアタマのコウノトリが居た。
『コウノトリだ。今年はまだ産卵していないと思うのだけれど???』
あのコウノトリは成鳥なのか・・・否か・・・???
相方は、
『アレは、絶対アヒルだ!』
と言い張るのだけれど、アヒルはあんなに大きくないし、絶対、コウノトリなんだけれども、コウノトリのような鋭角的?な顔ではなくて、白くてアヒルと言われれば、そんなフォルムと言えなくもない。
そんなこんなで、暖かいんだけれど、風は冷たい遊水池を後に、ただひたすら北上し、帰宅。
なんだか、楽しい春の遠足?のような一日であった。