すっきりと晴れた夏空ではなく、水蒸気をたっぷり含んだ積乱雲が沸き立つお盆入り。
相変わらず、40度近い猛暑日続く・・・。
宵のうち、瀧のような豪雨。
朝、母の仏壇に、茄子と胡瓜をかたどったクリスタルの精霊馬、鬼灯を飾る。
午後から、亡くなった兄の初盆で、県北へ向かう。
その準備で、買い物に出かけた午前中。
家の鍵をかけたとき、左手親指の腹に違和感。
あれれ・・・なんだろう・・・なんだか、指が痛いような・・・ヘンな感じだけれど、時間もないし、急がないと・・・と思い、取り急ぎ出発。
でも、車のハンドルがヘン・・・ヘンなのは、私の親指で、関節がよく曲がらないというか・・・一番近い例では、抜歯のときに、打った麻酔が効いた状態・・・が、私の左親指の腹・・・。
おかしい?なんだか、腫れてきている・・・毒虫にでも噛まれたのか・・・。
こういう状態だと、私の脳は、フル回転で、悪い方へ悪い方へ考える。
・・・もし、マダニの類なら、やはり病院だな。
今のところ、血圧低下もなさげだし、嘔気嘔吐もないし、熱もないし、アナフィラキシーでは、なさそう・・・第一、第二関節は、麻痺しているような感じだし、刺されたか噛まれたかと思うわれる場所は、白っぽくなっていている・・・このへんで、皮膚科って何処だろう・・・。
信号待ちの間、スマホで、近隣の病院を調べる・・・ここで気がつけばよかったんだけれど、市井の病院は、お盆休みというものらしく、何処も営業?していない・・・コトにまだ気が付かない。
よくよく考えてみれば・・・たぶん・・・休日夜間診療所ってのが、アルはず・・・しかも、拙宅から10分以内の場所にあるじゃん・・・と気が付くのがだいぶ遅い。
その休日夜間診療所周辺は、入口が一方通行で、車の渋滞が見られた。
・・・ココに入庫したら、たぶん・・・タイヘンなコト(出るに出られず?)になりそう・・・と直感する。
少し離れた市の庁舎の駐車場に車を止めて、トコトコ歩いて、休日夜間診療所なる入口へ。
車を誘導している警備員さんに、
『徒歩ですか?』
と聞かれたので、
『はい。』
と答えると、入口近くの小さなプレハブの受付に連れていかれて、そこで、係の女性に聞かれた。
コレコレ・・・コレコレこういう訳で、左親指の関節が痺れて感覚がなく、腫れてきたので・・・云々。
係の女性曰く・・・。
『虫刺されとかは、塗り薬を塗るくらいしか処置できないと思います。お薬もここでは、揃っていないので・・・云々。現在、2時間以上お待ちいただいております。』
↑(虫刺され?くらいで来院されても・・・というニュアンスだろうか?)
『市内の医院は、何処も休診で、こちらにきてみたのですが・・・。』
というと、休日でも受診可能かも?しれないという病院を教えてくれた。
まず・・・薬局で、ステロイド剤でも買うか・・・弱いやつなら、常備してるし、母のリンデロン軟膏もまだ残っているハズ・・・。
ドラッグ・ストアで、ステロイド剤など購入し、とりあえず、家に戻り、患部を流水で洗い、アルコールで消毒したあと、ステロイド剤を塗りこみ、包帯をして、さて、県北の兄の家迄、香典とお供持参で、出かける。
いつもなら、結構、楽しいドライブなのだけれど、指のこともあるので、そればかり気になった。
兄の家に到着し、お線香をあげて、少し話をして、早々に切り上げて、帰宅。
包帯を外してみると、親指の腹は、ドス黒いような紫色に変色していた。
しかし、痛み、腫れ、痺れ、感覚のない感じは、無くなっていた。
コレ・・・色素沈着して跡が残りそうだな・・・どんだけ強い毒虫なんだろう・・・(なんの虫かは、わからない???)
それ以前に・・・明日以降・・・暫く、ブログが更新されないようなら、私は、絶命しているかもしれません・・・まあ・・・そうであっても、誰も困る人が居ないってあたり・・・(苦笑)