鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

映画:ふしぎ駄菓子屋銭天堂

2024-12-20 21:22:21 | 演劇・映画

氷点下3度の朝。早朝、階下のキッチンは、室内でも、デジタル温度計は、氷点下1度だった。

それでも、日中は、穏やかに晴れた冬の日。

真冬になってきた・・・。

 

一昨日(12月18日)。

午前中、『はたらく細胞』鑑賞後、相方とランチ。夕刻から、『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』を鑑賞。

1日2本の贅沢映画鑑賞Day・・・。

(昭和の頃・・・まだシネコン形式じゃなかった時代・・・2本立て・3本立てって当たり前だったような気がする。東京などのロードショー映画館では、1本立てだったような???)

黒猫の導きにより、選ばれしお客さまのみが、訪れることのできる路地裏の昭和レトロな駄菓子屋銭天堂(このレトロ感?のロケ地は、我が居住地・雷都???らしい)。

そこには、店主の老婆?が居て、お客様の望みをかなえてくれる駄菓子を売ってくれる。

その駄菓子を食べると、望みがかなうけれど、使用上の注意を守らないと・・・不幸への転落が待っている・・・

ひとつかなえば、次の欲望が、湧いてくる。あんなに叶えたかった望みも、かなってしまえば、それが普通になって、違う願望が頭をもたげてくる・・・。

人間の願望って、再現がない・・・。

小学校の教師となって、かつて子供頃を過ごした街に赴任することになった等々力小太郎(大橋和也)。

彼の生徒たちや妹・後輩が、噂の『銭天堂』で、駄菓子を買っていると聞きつけ、銭天堂へ向かうが・・・その先に待っていたものは・・・。

勧善懲悪的なわかりやすい物語。

自己中心的な望みは、淘汰される結末。

銭天堂店主の老婆・紅子役に天海祐希。太ったおばあさんの役どころなのだけれど、いかんせん・・・このひとは、きれいすぎる。

いつものことだけれど、銭天堂の紅子ではなく、銭天堂の天海祐希なんだけれど、まあ、こういうのも有りかもね・・・???

その紅子に敵対するのは、たたりめ堂の店主・よどみ(上白石萌音)。

ファンタジーのノスタルジー溢れる冬休み映画といったところだろうか。

なかなかに楽しい作品となった。