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映画:Docter-X FINAL

2024-12-10 22:37:35 | 演劇・映画

氷点下の朝。冬日続く・・・。

 

昨日(12月9日)、朝イチの上映で、『Docter-X』を鑑賞。

月曜日の早朝なのに、上映室の半分くらいは埋まっていて、お客さんの平均年齢は、結構、高い・・・というか、若年層があまりいないというか(若者は、労働している時間だね・・・普通は・・・)。

テレビドラマのシリーズモノで、10年以上は続いて、そのファイナル?というタイトルの映画。

主演の米倉涼子は、もう主人公の大門未知子を演じることがないのかな・・・と思ってみていたのだけれど、どうも、続きがありそうな終わり方で、これは、米倉の今後の気分?次第・・・というか、そのために、あんな終わり方なのかも・・・。

考えてみれば・・・。過去に、勤め人をしていた頃、毎週木曜日の21時に録画した『Docter-X』を、翌日の金曜日の夜に、まったり、好きなものを食べながらの録画鑑賞の時間が、何より楽しみだった。

木曜日なんて、あと1日頑張れば、その翌日は休みで、所謂プレ・花金(←今時、使うのだろうか・・・ハナキンなんて・・・)。普通の月曜日から金曜日迄、お勤めのひとには、解放?の時を待つ、一番、のびのびした気分の日なんじゃないだろうか・・・。

『私、失敗しないので・・・!』の決め台詞で、難易度の高い手術を嬉々としてこなすフリーランス外科医の大門未知子。

手術は驚異的なのに、オカネの勘定には全く無頓着で、師匠の神原昌のマネージメントで、医科大学病院の権威だけ組織に歯向かっていく姿は、小気味よい爽快感。

美人でスタイルが良くブランドモノで身を包み、10センチ以上はあるかと思われるピンヒールで、病院内を闊歩するのに、色めいたハナシはひとつもない・・・そのあたり・・・ベタベタした恋愛感情が皆無で、安心してみていられるあたり、ある種貴重なドラマだったと思う。

映画ファイナルの敵は、どこぞの大学の成田何某准教授氏がモデルなのだろうか・・・流石に、おでん眼鏡ではなくて、六角形?だったけれど、兄と弟の二役を演じる染谷翔太。このひとも、不思議な俳優で、相変わらず目が嗤っていないというか・・・(濱田岳のような種類の俳優なのかも?外見も似ているし・・・)。

(当然なのだろうけれど)医療も金額によって格差が生じる現代で、『医は仁術』なんてのは、もう遠い過去のハナシなのだけれど、大門未知子と師匠の神原昌の『失敗していい手術なんてない』というのも、もはや幻想の世界だと思う。

安全性も不確かなナントカワクチンを推奨するおカネだけで動く医師が殆ど・・・。

ドラマの中だけでも、勧善懲悪、患者のために働く医師の姿をみたい・・・なんてことを思ってしまった。

また続きがあるとよいのだけれど・・・。

 



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