鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

あまりにも・・・醜悪な・・・。

2011-05-23 22:50:42 | Weblog
くもりがち。夕方から本降りの雨。


先日、小学生の姪に、漫画雑誌をみせてもらった。
今は、どんな漫画がはやっているんだろう・・・などと、ページをめくる。

いきなり、女の子と思われるキャラクターのドアップの見開き。
巻頭に掲載されるのだから、たぶん、この少女雑誌では、この漫画家さんが一番人気なんだろうと思う。

私の美的センスの良し悪しは、このさい、棚上げをさせていただく。

驚いた。
顔の85%が四角い形?の目でしめられており、眼球がない。
四角い?面積(多分、瞳に相当すると思われる部分)は、相当グチャグチャな線?で塗りつぶされているようで、コレは、なんと言う化け物なのか・・・???
恐ろしい・・・の一言。

あまりの醜悪さに、コレって今時の女の子の雑誌なんだろうか?とおののく。
今の漫画家さんには、デッサン力は、不要なのだろうか?
デッサンの狂いも相当酷そうだ。なんと言う漫画家さんなのか、興味すら湧かず、そのまま閉じてしまった。ストーリー以前に、絵の醜悪さに負けてしまい、読む(見る)のもおぞましい。

妖怪だとか、お化けの類の醜悪さとは、別の意味で、コレが、人間というお約束で成り立っている漫画の世界においても、なにやら、恐ろしい。
こんな醜悪なものを、出版している雑誌社に、出版のモラルみたいな?ものはないのだろうか?

そういえば・・・地方の新聞などの投稿イラストにも、この手の顔が多かったし、姪どもが書く漫画もこんなカンジだった。

一緒にしては、大変、申し訳ないのだけれども、宝塚の女優さん(女優さんでいいのかな?)の舞台メイクを至近距離で見た感じに近いものがあった。
コレは、もちろん、舞台用だから、遠くの座席のお客さんにもきちんと表情が見えるようにメイクされているものだと思うけれど、夜道でであったら、逃げたくもなろうか・・・というもの。

こういう通常の人間の顔から相当距離のある顔というのは、美しいか、醜いかのどちらかなのであろうか?とにかく、こんな絵(漫画)を読んで育った子供の美的感覚は、将来、どんなものになるのだろうかと他人事ながら、心配になる。

ちなみに、美しく綺麗な漫画というものも存在する。
好みの問題だけれど、私は、『今市子』さん、『赤名修』さんなどは、画力もあり、美しさも醜さもかなり上手に書き分けている作家さんだと思う。

姪どもに告ぐ・・・。
三毛猫さん(ワタシのことです)は、こういう漫画は、燃やしちゃいたくらい嫌いだから、ワタシの家には、持ってこないでね・・・!


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