鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

大迫力!五右衛門ロック②

2008-07-21 21:01:24 | Weblog
今日は、最高気温が27℃で、とても涼しい一日だったのだけれど、南へ行くほど猛暑だったようです。

昨日のブログの続きです。

劇団☆新感線の『五右衛門ロック』タイトルロールどおり、稀代の大泥棒・石川五右衛門が主人公、釜茹での刑に処せられた五右衛門が、真砂のお竜に助けられ、実は、生きていて、欧州列強や、王位を剥奪された前国王の残党が、ねらう謎の石を産出する南海の島での冒険活劇的なお話。

五右衛門役の古田新太さんは、新感線の看板役者さんだけあって、迫力のある演技で、観客を魅了。時々、キュートな可愛い仕草が、ミスマッチでしかも笑いも取ってしまうという芸達者。

南海の島・タタラ国王・クガイ役は、北大路欣也さん。
本当は、この人が、主役なんでは・・・と思わせるほど魅力的なキャラクターを、そのまま演じてらして、流石、大御所の俳優さんですね。すごくカッコよくて、殺陣もどの角度からみても決まってるし、この方が登場すると舞台の空気が変わってしまうほどの存在感。

新感線の濃ゆ~いメンツの中での一服の清涼剤・江口洋介さんは、京都所司代(・・・でよかったのかな)のお役人で、ギター侍?で、五右衛門をどこまでも追いかけていくすっきり爽やかで、清潔感あふれる岩倉左門字役。ほ~んと爽やか・・・。多少、ルパン三世の銭形警部っぽいキャラですね。

江口さんが、銭形警部なら、松雪泰子さんの真砂のお竜は、峰不二子ちゃんか・・・。ほっそりとお美しいのに、新感線の上品とはいえない科白もやっちゃってて大丈夫でしょうか・・・。
吉原御免状に続いての二度目の新感線の舞台となりましたね。

こちらもやはり二度目の出演で、2年前のメタル・マクベスの頃とは、お顔とスタイルが、オトナっぽく成長された森山未来さん。育ちざかり?で、身長も伸びたカンジで、メイクも役柄も王子様。

メタボな肉体と抜群の歌唱力・右近健一さんと川平慈英さんのポルトガルの死の商人二人組は、コミカルで、会場も大爆笑・・・。

王位と石を狙うボノー将軍・橋本じゅんさん、夫人役の濱田マリさんと、おもろい夫婦役。
濱田さんの大阪弁が高い声にぴったりで、可愛らしい。橋本さんのボケぶりにもいっそう磨きがかかりましたね。

粟根まことさんは、どうして、あんなにロングヘアーのズラが似合うんだろう・・・。
後姿がすごぉ~くかっこ良くて、真面目で、クールな?ガモー将軍役が、ばっちり決まってました。前回の『IZO』でも、勝海舟役で、最近、いい役多いですね。その前は、泡館弁護士だったしな・・・。


次は、どんな公演となるのでしょうか?


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