鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

映画:グランメゾン・パリ

2025-01-13 20:26:45 | 演劇・映画

北西の風の強い乾いた晴天の祝日。

一週間前の1月7日、朝から、映画『グランメゾン・パリ』を鑑賞。

 

テレビドラマ・グランメゾン東京の劇場版。

 

・・・なんとなく・・・既視感。

よくよく考えてみたら・・・そう・・・あの3時間越えの『至福のレストラン 三ツ星トログワ』みたいな内容だった。

物語自体のテーマは、多国籍?フレンチ??的な。

全世界(特にアジア)の食材をフレンチで・・・みたいなオチだった。

フランス人のフランス至上主義というか、自国ファーストというか・・・(以前にも書いたけれど、昭和の後半にテレビコメンテーターとしてよく登場していたフランス人のフランソワーズ・モレシャンというひとがいて、何かにつけて『フッランスでは~』と言っていたのだけれど)フランス人以外認めないみたいな風潮で、日本の映画とかドラマ(特にフレンチ料理人の・・・)では、人種差別がひどくて、虐待されたり・・・という描写があった。

そんななかで、日本人が、フレンチレストランの『ミシュラン・ミツ星』を、激戦区のパリで、受賞するまで・・・の物語となっている。

車のタイヤ屋が、ヒトんちの店に勝手に評価を点けるなんて、厚かましいにもホドがある(・・・とか思えるけれど)。

そんなアウェイであるフランスで、奮闘するシェフとスーシェフ、パティシエ、彼らをサポートするソムリエ、ギャルソン、セルヴァーズ達。

肝心の料理の切ったり、蒸したり、焼いたり・・・というシーンは、あまり多くなくて、主に盛り付けられた料理が登場する。

以前のドラマでは、服部幸應氏が、料理監修をしていた記憶があるけれど、昨年秋に亡くなられたようなので、今までとは雰囲気が違うように感じた。

特に・・・集合体恐怖症のひとには、ちょっと辛いかも・・・キャビアの料理とか、その上に真っ赤な食材がちょっとグロテスク(私は、あまり食べたくないというか、食べる財力もないけれど)。

病み上がりでも、その魅力は変わらない鈴木京香が、スーシェフ役だったけれど、料理人のマニュキア(目立たぬ透明色だったけれど)には、ちょっと引いた(見間違いならお許しを)。

個人的にではあるけれども、私は、マニュキユアした料理人の調理した料理は食べたくない。

フライパンなども従来の鉄製のフライパンではなくて、軽い?テフロン加工?だったので、この『グランメゾン・パリ』の料理は食べたくない(再三だけれど、私の財力では、絶対に食べられないけれどね・・・)。

全ての生産者にリスペクトを・・・。

というのが、主題でもあるようだけれど、現在の地球環境では、難しくなった昔の料理を、改めて食べたい・・・などと思ってしまった。

映画自体は、面白かったけれどね・・・。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。