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鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

香考⑭火の鳥:カネボウ

2014-04-07 22:58:33 | Weblog

天気晴朗なれど、体調悪し。終日、死んだように眠る・・・。


かつて・・・。この国の婦女子は、ほぼ二つの化粧品メーカーのどちからの商品を使っていたハズだ。もちろん、高級な少数派を除く、一般市民の婦女子のことである。

資生堂とカネボウ。

現在は、海外のブランド・メーカーの製品だとか、差別化された自然派、ドクターズ・コスメ・・・巨大メーカーから手作り風家内工業的製品まで、手に入らないものもあるにはあるが、大抵、まかなえるよい時代?になったもんだ・・・と思う。

ことフレグランス(香水)市場に関しては・・・。
どうなんだろう。

私は一時、香水に関しては、欧州至上主義で、アメリカは、論外、本邦(日本)に至っては・・・。
見向きもしなかった。
見向きもしなかったけれど、一時期、二つの巨大化粧品メーカーの商品を使っていたことがあった。
比較的、価格の安価なカネボウ。
『火の鳥』、『森の精』。
資生堂の『紫』が、ソレである。
つい最近のブログにも記載したが、超極軽めの資生堂・シャワーコロンは、清潔な石鹸の香りの延長で、一番好きだったのは、柑橘系、次は鈴蘭だったかと思う。

今は・・・それらの化粧品を販売しているショップには、行ったことも無いから、どのような商品が、売られているのかは、わからない。
化粧品もカウンセリング販売?という方式に名を変えているけれど、因みに私は、ファンデーションなどは、ここ数十年用いていない(所謂、スッピンってヤツですが)。

シャワーコロンの洗礼を受けたのが、高校生になった頃だったけれど、お勤めを始めた頃、使っていたのが、カネボウの『火の鳥』。
今は、廃番になってしまっているようだ。

今思えば、子供のつける香りでは、無かったような気がする。
アルデハイドの香りは、大人の女性に相応しい。
小娘がつけて、どうこうなる香りではなかったような気がする。
しかし・・・、今はどうあれ、私は、あのフローラルアルデハイドという香りが好きだった。
それから、暫くして・・・。シャネルの強烈なグリーン系の °19の洗礼をうけてから、国産の香水市場には、見向きもしなくなった訳だ。
国産の市場は、安価な外国製品に押されて衰退したのか、開発にコストがかかりすぎるのか・・・ワタシが知らないだけなのか・・・。



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