鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

春の雨の朝でも・・・。

2008-03-19 21:04:17 | Weblog
雨が降り出して・・・。
雨脚も結構、強そう・・・。
天気予報・・・(最近は、気象情報というみたい・・・)では、明日は、大荒れ・・・春の嵐みたいだけれど、気温は、真冬の2月並の冷たい雨・・・だとか・・・。

今日のタイトルは、西脇順三郎の詩の一節からつけてみました。

随分、昔に読んだ詩集なんで、正確では、ないかもしれませんが、こんな詩です。


春の雨の朝でも
我がシシリアの(海泡石)パイプは、秋の匂いがする
幾千年の思いを辿り・・・


春の雨の朝は、秋を感じる・・・ってことは、ありますね。
湿度とか、雨の匂いとか・・・。
妙に、寂しいというか、こころ華やぐはずの春なんだけれど・・・、何故か秋を感じてしまうそんな朝。

でも、それをたったの三行で表現してしまう西脇マジック・・・。


海泡石のパイプというのは、写真でしか見たことがないのですが、作家の澁澤龍彦さんが、所有している写真でみたかぎりでは、かなり大振りなパイプで、ギリシャ神話の神々の顔なんかが彫られていて、見た目は、すごく重そうなんだけれど、パイプだし、海の泡でできたような石なんでしょうか・・・軽石っぽいのかも知れません・・・。実際、重量は、どれくらいなのかな・・・。

私は、煙草は吸わないので、多分、海泡石のパイプも手にすることもないでしょうけれど・・・。

明日の雨は、きっと冬の雨だから、秋を感じる『春の朝の雨』にあうのは、もう少し先になるのかも知れません。


桃も咲いたよ・・・。

2008-03-18 20:47:15 | Weblog
先週末も自宅から一歩も出なかった訳で、やはり週末引きこもりなんでしょうか・・・。

そんなこんなしているうち、季節も春へ一直線・・・といったカンジで・・・。

今日は、桃が満開のお宅をみつけました。

桃の色は、心華やぐ可愛い色です。
梅の清しさ・・・、桜の幽玄さ・・・、そして桃の可愛さ・・・。

次々と花の続くこの頃は、厳しかった冬を少しだけ懐かしんで、爽やかな季節の訪れを待つようで・・・。

桃は、色がとてもキュートなのだけれど、その分、木の幹は、真っ暗い色なんですよね。
もっと、木の幹・・・って色でもよかったような気もしますが・・・。
なんで、あんなに黒いのかな・・・と思うくらい・・・。

梅も桜も、木の幹は、色を感じさせないのに、桃だけは、違うようなんですね。

だから、花の色もあんなに可憐なんでしょうか???

梅よりもそして、桜よりも、はなびらは大きい・・・。

桃・・・というくらいだから、あの花が散ると、桃の実が成るのでしょうか?
庭木で、桃が生育するのをみたことは、ないのだけれど・・・。

うめ・もも・・・そして、さくらももうすぐ・・・。


鴉のおでかけ②~いくら左前だからって・・・

2008-03-17 18:54:54 | Weblog
霞がかった一日。風は、少し冷たい・・・。

昨日のブログの続きです。

解散パーティの会場となったこのホテル・・・。
市内では、多分、一番収容人数の多いホテルだと思うのですが(結婚式場とかあって・・・)、左前ってことらしい・・・。
因みに、左前とは、
『経済状態が悪くなってゆくこと。落ち目になること。』
という意味だそうですが・・・。

コースのお料理だったのですが、なんか物凄い味・・・。

中には、全く味のしないものまで・・・。暖かいものは、何一つ、供されず、
『???何???これ???』
っていうものばかり・・・。

傑作だったのが、ローストビーフ・・・
一応メインのお料理なのでしょうが、お肉にかかっているソースが焼きそば系(ウスターソース)の味がする・・・一応、ロースト・ビーフなんでしょ・・・。
焼きそばのソース味のロースト・ビーフっつ~のは、初めてでした。
折角、一応、牛肉使ってんだからさ。
市販のソース味ってのは、どんなもんだろう・・・と思ってしまったのでした。

お魚のテリーヌです・・・というご紹介があったものの、テリーヌというよりは、紀文のハンペンっぽいぞ・・・。
ふうん・・・モノは、言い様ですね。
はんぺんイクォール・・・テリーヌかい・・・まあ、そう言えなくもないかもしれないが・・・。

しかも、全てマヨネーズ味・・・。
たしかに、マヨネーズは、美味しいし、万能だが・・・しかし・・・。

極めつけ・・・山菜とアサリのおこわです・・・????
普通、山菜とあさりって炊き合わせるのでしょうか???
しかも、味が全くしない・・・仕方が無いので、テーブルソルトを振り掛ける・・・。

デザートのチョコレートケーキは、冷蔵庫の匂い・・・(相当前に仕入れたとみた・・・解凍したんだろうな。きっと・・・)。

出されたものは、全部喰う・・・一応、そういうポリシーで生きてきた・・・
しかし・・・しかし・・・いくら左前だからってあまりにも・・・。
まあ、確かに、消滅する会社の『解散パーティ』だからな・・・。
ヒトの事は、言えませんが・・・。

これで、会費がタダでなければ、テーブル倒すぞ!おりゃっ~!!!


Crow & Lizard ~鴉のおでかけ

2008-03-16 11:11:15 | Weblog
先週の水曜日(3月12日)に、会社の解散パーティというイベントがありまして、パーティなんて日頃、まるっきり縁のないワタクシですが、
『終焉をみようぜ!』
ってことで、久々のお出掛けでした。

市内で一番らしい?ホテル(・・・といいましても、このホテル、倒産寸前の左前の経営らしく、会社更生法の適用を受けてるってお話ですどね・・・)での会合でした。

当日は、会社が引けてから(わざわざ、残業禁止日を選んでの開催)、自宅へ戻り、いつもごとく、鴉(からす)ファッション(要するに黒ベースなスタイル)でのお出掛けです。

集合写真を撮るんで、めかし込んで来いや・・・って通達だったので、んじゃ・・・ちと、気取っていくか・・・。
でも、終焉だし、少し皮肉をこめての鴉スタイルでございます(ちょっと、法事っぽく・・・。なんてったって、会社の消滅ですもん・・・)。

ヒカリモノは、もちろんLiza君(Diamond Lizard:蜥蜴のブローチ)です。

最近、いつも一緒のお出掛けで、道に迷わしてくれる蜥蜴(とかげ)ちゃんですが、鴉色には、ぴったりで、今回も襟元を彩ってくれました。

はい・・・やっぱり聴かれましたね。
『それって、本物ですかぁ?』
そこで、鴉(ワタクシ)は、少しシニカルな笑みを浮かべて
『1カラット少しのクズダイヤですもの・・・。』
ちと・・・女優気分(・・・ってどこが・・・???)で、ございます。うわぁ~イヤミ!

しかし、ワタクシ・・・最近、ホント、鴉化してます。
染めてない長い髪だしな・・・。 

さて、宴会っつーと如才の無い方々は、お偉いさん(今回は、組合の方々がお客さまでした。これから親会社と統合だしな・・・)に、お酌をしてまわります。
鴉(ワタクシ)は、心の中では、
『芸者じゃねーや・・・。』
と思ってますんで、一切、席は、立ちません。
こういう意固地なところが、上へ行けない理由でしょう・・・たぶん・・・。


春なんだしさ・・・。
もちっと、春っぽいお支度でもよかったかしらん・・・。


時間よ!止まれ???②

2008-03-15 20:50:47 | Weblog
今日も、よい春日和でしたが、日中は、爆睡・・・。
こんなんでいいんだろうか・・・。

いたずらに過ごす月日は、多かれど、花見てすごす春ぞ少なき(ウロ覚えなんで間違えているかもしれません・・・すみません。)

そんな心境ですかね・・・(ただ、単にグータラしてるだけじゃないですか・・・と言われそうです)。

先週も、同じフロアーの一部隊が、異動になって、ヒトも少しづつ減っていくようです。
3月末には、営業終了、そして、8月には売却清算終了という予定のようです。

去年もいろいろ、バタバタとトラブルがあったりで、花(春)を楽しんでいる暇なかったなぁ・・・。

以前は、春が楽しくて(暖かいし・・・)、いろいろ花が咲くのが楽しみでしたけれども・・・。
この頃は、ただ四季が通りすぎていくだけ・・・。
舞い降りてくる自然の色にも、心が動きません・・・。
突き抜けるような朝の青い空の色に一瞬、うれしくなるときもあるけれど、それも一瞬だけ・・・。
あとは、なんか虚しくなるだけで・・・。

こんなんでいいんだろうか・・・。


作家の山田風太郎さんの著書の中に
『何故か、時計を見ると、時間がゾロ目の時に見てしまうことが、多い。例えば、10時10分とか、21時21分とか・・・』
という内容だったかと思いますが、こちらもウロ覚えなんで、こういう意味で、記述されていたのでは、ないかもしれませんので、間違えているかも知れませんが・・・(重ね重ねすみません)。

デジタル表示だとその可能性が高いですね。
ワタシも、パソコンの時刻表示を見るとき、ゾロ目になっていることが多いです。
もっとも1時間に1回は、ゾロ目になる訳ですが、確率的には、どんなもんでしょう・・・。
きちんと合わせていないんで、標準時とは、2分くらいは、ズレていると思いますが・・・。

でも、2分くらいだったら、まだいいよね。
ワタシと世間とのタイム・ラグを考えたら、相当、ズレているもんね・・・。


猫去り月② ~ 猫が去った日

2008-03-14 21:45:04 | Weblog
夜になって、雨が本降りとなって来た。強い雨音がする。

今日は、大好きなふたりのひとのお誕生日だ。
そして、3年前、猫がいなくなった日。
ワタシにとっては・・・ちょっと、特殊な日となっている

3年前の今日・・・。
朝方は、特に冷え込んで、マイナス5℃と真冬の寒さだった。
5kgくらいあった体重も、ここにきて、半分以下となり、痩せてしまった三毛猫は、いつもなら、暖かい電気座布団の上から離れる事もなかったのに、この日の朝は、窓の前にちんまりと座って、外へ出たそうだった。
あまりの寒さにどうしようか・・・と迷ったのだけれども、窓を少しあけると、猫は、スルリと外へ出た。
『寒いから早く帰っておいでよ。』
そう言って、猫の出て行く姿をみたのが最後のお別れ。

出社する時間になっても帰ってこなかった・・・こんなことは、無かったのに・・・。
もしかすると・・・もう帰ってこないかもしれない・・・そんな思いがよぎったのだけれど、ワタシが帰宅する頃には、また、玄関で、お出迎えをしてくれるだろう・・・と悪い予感を否定した・・・。

帰宅しても、猫の姿は、無かった。

家の周りや、どうだん躑躅の生垣の下を探したけれど、見つからなかった。
寒さは、夕方になって一層増して、多分、もう、死んでしまったかもしれない・・・と思った。
その日の夜も冷え込んで、老いて、身体も弱っているし、この寒さでは・・・。

どうせなら暖かい家の中で、息をひきとってくれればよかったのに・・・。
遠慮?なんてしなくていいのに・・・。
次の日は、家の裏の雑木林の中を探してみた。
藪の中や木の根元・・・。

・・・それでも、猫は、見つからなかった・・・。

冬枯れしているものの、その枯れた姿も荒々しい熊笹やら下草は、ヒトを寄せ付けない。
春になれば、また、緑の勢いを取り戻して、この林の中へ入るのは、ますます困難となるだろう。

何日間か帰宅するたびに探してみたけれど、それは、次第に諦めに変わっていった。

何処で、生まれたのかも、何処から来たのかもわからない迷い猫。

迷彩服のようなアバンギャルドな色とやわらかな毛皮、細い顔・・・。優しく、可愛い声の三毛猫・・・。

いなくなったその日に、彼女の好きな梅の木は、例年になく白い花をたくさん咲かせてくれていた。


時間よ!止まれ???

2008-03-13 21:47:24 | Weblog
時間の長さ(・・・長さという表現でいいのか、どうかわからないのだけれど・・・)ほど、主観的なものは、ないような気がします。
退屈だったり、早く帰りたいな・・・なんて思うと物理的には、全く同じ長さなのに、ものすごく長く感じたりして・・・。もう10分以上は、経ってるハズと時計をみても、3分くらいしか経っていなかったり・・・。
時間を忘れて話し込む・・・なんて表現もありますが・・・。
私は、時間を忘れて・・・ということは、あまりありません。
いつも、時間を気にしていたり・・・楽しい時は、とても早い気がするけれど、やっぱり、腕時計を気にしてしまいますね。時間に縛られている時間病らしいです。

さて、この頃の朝の時間帯・・・
このことは、小学生の時から感じていましたが・・・。
『何故か、朝の7時半を過ぎると時間の過ぎる速度が速く感じる』
ということです。

現在は、7時45分くらいには、自宅を出ておりますが、起きる時間は、6時30分位から、遅いときで、7時15分くらい・・・。
・・・で、まあ、7時15分は、リミットというか、二度寝して、遅刻スレスレってときですので、例外ですが、
どうも7時からの30分間というのは、時間の流れがかなり遅いような気がしています。
えっ・・・?逆じゃないの・・・と言われてしまいそうですが、逆ではありません。

何故か7時半までは、
『えっ・・・。まだこんな時間・・・??』
と感じることが多いのです・・・。
変でしょ?
普通は、朝のお支度の時間は、あっという間なんですけどね。

そのかわり7時半を過ぎると、またもや何故か時間が4倍速くらいで過ぎていくような感覚になります。
『えっ・・・もうこんな時間なの・・・???』


ディーパック・チョプラの『老いない「奇跡」』という本に、『時間を超越した世界を垣間見るエクササイズ』として、こんな方法が紹介されています。
『一日のうちで、一番くつろげるとき、座り心地ちの良い椅子に静かに腰をおろし、腕時計を外して、そばに置く。目を閉じて、呼吸に意識を傾け、吸って、吐いて、というリズムに意識を合わせる
心がすっかり落ち着いて、非常に澄み切った気持ちになったら、ゆっくり腕時計の秒針をみてみる。
どれくらいリラックスしているかによって見え方が違ってくる。完全に止まって見えるときもあれば、いつもよりゆっくりうごいているようにみえるときもある・・・一度でも、秒針が止まっている状態を経験すれば、時間が、知覚の産物であることを疑わなくなるだろう・・・。あなたが意識する時間が、存在する唯一の時間である・・・。』

時間よ!止まれ・・・!(矢沢永吉さんじゃないですよ。今日も、ちと古いか・・・)


白梅・・・咲き始めました。

2008-03-11 21:49:18 | Weblog
暖かい・・・。
庭の白梅もちらほらと咲き始めました。
よそのお宅の白梅は、もう満開のところもあるというのに、自宅のは、ちょぼちょぼです。
やはり、枝を切りすぎたようです。

ホームセンターの庭木売り場などでも、小さな鉢に植えられた梅が、売られていて、梅にもいろいろ品種があるなぁ・・・と思いながら、見て回りました。

桃の花のような色や、薄い黄色、はなびらが八重のものや、朱色のものも・・・。
つけられた名前も、白梅の『冬至』、紅梅の『紅冬至』、儚げな風情の『月影』など・・・。

幹の太さも、10mmくらいから、もっと太いものまで、それぞれ・・・ここまで、育つのに何年くらいかかるのだろう・・・。
幹が苔むしたものもあったので、相当ながい時間丹精に育てられたんだろうな・・・と思います。

冬の間は、あまり花もないので、梅が咲くと、ほんとうに春だな・・・と思います。

冬の花は、山茶花の垣根の暖かな色あいに、ほっとすることもあるけれど、梅は、鮮烈なカンジがします。馥郁と香るし・・・。

桜より小ぶりな花も、まだ寒いなか健気だね。

桃色や八重咲きもかわいらしいけれども、やはり、凛と白い一重の白梅が好きです。


☆☆☆

明日のブログは、お休みの予定です。


ノー・リターン

2008-03-10 21:41:37 | Weblog
朝、自宅を出ようとしたら、大粒の雨が降ってきました。
もう少し、もってくれれば、よかったのに・・・。
久々の雨の午前・・・。
雨降るごとに、春は、緩やかに降りてくる・・・。

『この本ね。とても面白かったんだよ。興味があったら読んでみない・・・?』

・・・なんて、カンジで、貸した本は、戻ってきたタメシがありません。

借り手としては、もう(多分)読んじまったんだから、別に返却しなくてもよいだろう・・・という思いもあるのかもしれません。

ノー・リターン・・・は、マリリン・モンローだけではありません(ちと、古いか・・・)。

ワタシは、本をヒトから借りるということは、あまりないのだけれど、貸していただいた時は、カバーがなければ、包装紙なんかで作ったカバーをつけて、2~3行程度は、必ず、感想を書いて、お返しすることにしています。

・・・ところがですね・・・。
本を整理しておりましたところ、大昔、借りたと思われる本をお返ししてなかったんですね。

『血液型占い』・・・という本です。

今更、返すのもなんだしな・・・。もうお付合いもないしな・・・。
返してくれって催促してこないところをみると、もう時効かなぁ・・・軽く15年以上は経ってるもんな・・・。

だいたいね、自分が大切にしている本は、絶対ヒトには、お貸ししません。
ワタシは、そうですけどね・・・。
かえってこなくても、たいして、問題の無い本だったら、お貸ししますけどね・・・。

・・・いいか・・・そういうことで・・・。


ひきこもりな週末・・・『続・人生学校虎の巻:美輪明宏・著』

2008-03-09 17:56:52 | Weblog
昨日も、今日も、穏やかな週末。

このところ、毎週のように、週末は、自宅から一歩も出ていないでいる。
完全なひきこもりじゃないですか・・・。

たしかに、悪天候が続いたし、まあ、冬ですからね。寒かった。風邪の余韻もあったし、仕事も忙しかったし、疲れてもいたし・・・なんて、いろいろ自分に言い訳してみる・・・。

こうやって、日々は、過ぎていくんですね。

歳月、ヒトを待たず・・・。
去るものは、日々に疎し・・・???(これは、違ってますかね・・・?)

暫く、読書もご無沙汰ですが、本日は、1冊読み終わりました。

美輪明宏さんの『続・人生学校虎の巻』
読者さんから来るお悩み相談の本で、人生学校シリーズ?の第二弾。

相談者がほとんど、女性でしたが・・・。

ヒトの数だけ、お悩みは、あれども・・・。

人生相談って、回答するのは、すごく大変なことだと思います。
そんなことを、以前、明川哲也(ex..ドリアン助川)さんも書いていらした・・・自分まで、他人の悩みの色に染まってしまいそうで、気持ちが沈んでしまうと・・・。

多分、美輪明宏さんもそうだったときもあったのだろうな・・・。
今は、スピリチュアル関係でお仕事されているのもそのせいかな・・・。

いろいろな悩みに対して、的確に、或るときは、厳しく斬りまくり、或るときは、優しく慰めてくださる・・・。
多分、相談者は、美輪さんの優しい、ねぎらいの言葉が欲しいんじゃないかな・・・。
『こんなにツライ思いをしてきて、可愛そうだったね。でも、大丈夫・・・』
・・・なんていうような・・・。でも美輪さん、それ程、甘かぁございません・・・。
自分ばかりが悲劇のヒロイン気取ってんじゃないよ。まわりをごらん・・・。アンタなんかより、ツライ思いをしている人なんで、ゴマンといるんだよ!

結局、お悩みは、自分でしか解決できないもの・・・。

悩みを問題に変換して、解決可能な問題へ変える・・・それが、人生ってもんでしょうかね?
ねっ・・・?内田樹先生・・・。