強風の晴天の週明け。
先週(14日)。早朝から、旧居住地で、映画『モノノ怪・火鼠』を鑑賞。
昨年のモノノ怪・唐傘の続編。
画面いっぱいに色彩の洪水。原色、淡色、直線、曲線・・・。
和洋折衷。古い時代と近未来?が交錯したような・・・不思議な画面。
ひとの心の情念が生み出す『妖(あやかし)』。
良き念につけ、悪しき念につけ・・・限度を超えると、善悪の区別なく暴走する情念の嵐。
薬売りは、そのあやかしの『形』、『真』、『理(ことわり)』を探りつつ、退魔の剣で、成仏?させる。
昨年(2024年)公開の『唐傘』よりさらなるパワーアップされ、そして、来年春の公開の三部作最終作品・『蛇神』に期待が高まる。
とにかく、色彩、造形性が秀逸なので、劇場の大スクリーンでの鑑賞がおすすめかと・・・。