さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪守られ、 守られて、 今年20周年を迎えた 【金つなぎ】!

2015年02月01日 23時46分20秒 | 金つなぎの会
2月1日(日) 晴

大阪・心斎橋のヨーロッパ通りにある、カステラの老舗・長崎堂の荒木美江子ママから、パシュミナのロングスカーフを頂戴した。

お忙しい日々でのお心遣いに、有難くも申し訳なさが先に立つ。

『立春大吉 光子様 美江子』と味わいのある直筆が踊る掛け紙を、居間の亡夫の小さな祭壇の前に飾って、飽かず眺めている。

代表作のひとつ『苺をつぶしながら』で、作家・田辺聖子さんが『風情のいいマダム』と紹介なされた美江子ママは年齢不詳で、童女のようなピュアな感性と老練のしなやかさを併せ持った不思議な魅力に包まれたひと♪

お別れしてすぐに、またお会いしたくなる、そんなひと。
老舗のお菓子文化が、体全体から匂い立つような、そんなひと。

守っていただき、さくらの処女作『風のように炎のように 時代を創ったMr,たち』が日の目をみたことなど、思い出される。

あぁ。
30年余りのご厚誼のなかで、有難い思い出をたくさん戴いたことだなぁ。



        

昨年からことしにかけて、病友のちゑ子さんとミタムラさんから手編みのネックウォーマーやマフラーを頂戴した。

ネックウォーマーは、リボンを絞れば、可愛い帽子になって寒さから守ってくれる。

有難いなぁ。
有難いなぁ。

私は、なにをお返しできるだろう?
私に出来ることは、なんだろう?


        

毎朝のラジオ体操と偶に踊りのお稽古に使うカセットデッキが壊れたっ。

長男宅で、「手ごろなデッキを選んでくれない?」と頼んだら、「ウチんちの使わないのを、あげるよ」って。

近頃は、孫たちもカセットで音楽を聴いたりしないんですって。
そう、iPod♪

レトロな婆は、「ありがと、ありがと♪」
いそいそ、もらって帰ったのでした。

子どもたち、孫たち。
守られて、幸せですぅ。

日ごろのお説教婆を、なにとぞ悪しからずお許しくだされ。


        

今夜のみるくは、今朝帰って行かれた義妹の美代ちゃんが使っておられた布団の上に陣取って、すこぶるご機嫌だ。

しあわせ色の夜♪

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