さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪24日の東京は凄い雨! 私鉄の運休も相次いで…

2006年10月24日 23時50分55秒 | 金つなぎの会
           温浴のあと、足マッサージ
        栄子さん、「うんうん、効きますぅ~!」 

大阪から、明日の「金つなぎ・千葉でお芋掘り」に参加の栄子さんと、午後3時前のひかりで東征。  

午後5時、「銀の鈴広場」で田中さん夫妻と初のお出会いをする。 
卵巣がんの田中夫人は、入院中の病院から来られたという。 ジャスダックを証券取引所に格上げした実力者、永野紀吉最高顧問(前会長・社長、元日興證券副社長)からのご紹介だ。

…と紹介すると、何だかおっかない経済人を想像される向きもおありかと思うけれど。永野さんは「而今(じこん)=今を大切に」をモットーに、ざっくばらんで飾り気がなく、いつも勢いがあって優しいひと。 素敵なオジさんである。(同い年の誼、オバさんのあんたに言われたくないね、と叱られそうではるが)

がんの持つ大きな特徴は、洋の東西、老若男女、職業の別を問わず、誰もがどこででも発症をみる病であることだ。

永野さんの実家の姉上もがんで逝かれ、そのおり永野家は一家総動員で看護に当たられた。 たしか都市銀行勤務のご長女は、看護の為に退職なされ、夫人は泊り込みで九州に、永野さん自身も日本IBM勤務のご長男も、幾度も九州に向かわれた。

「母代わりの姉だったから、当たり前のこと…。 恩返しですよ」と明るく笑った永野さん。 経済的に恵まれておられるとはいえ、それでもなお、難しい軋轢を起こすのが病人の看護だ。
永野さんの姉上は、感謝の思いを伝え安らかに逝かれたという。 優しく温かな家族の絆に包まれて、幸せに逝かれたひとりのがん患者の終末を、いま、思い出している。

話が逸れた。

その日、田中氏夫妻と互いのあいさつを済ませ田中氏と別れ、東京駅構内の喫茶店で、田中夫人と”お茶”しながら「OK、OK! 大丈夫ですよ」と繰り返す。

栄子さんをはじめ、金つなぎ・歴戦の勇士の赫々たる戦歴から、「闘う患者は生き延びる!!!」と、自信を持って伝えられる私たち。 せっせとメモを取る夫人に「メモなんかとらなくても、本当に大丈夫ですよ。病院で、納得して抗がん治療を受けられる間は、近代医学の効果を信じて頑張りましょうね!」と伝えた。

その後、駅構内のテロップで、外は激しい風雨で近郊の私鉄が運休…と知る。

千葉の金つなぎサポーター・夫さんとは6時半の約束が出来ている。
いつも新宿御苑の観桜会に、仕事の事情が許せば参加されて皆に発酵食品の効果を教えてくださる。

ヤクルトの乳酸菌に惚れ込んで、自費で私たちにプレゼントしてくださる奇特なおひと。 住友不動産にお勤めのサラリーマンである。
「風雨が強いようですので、お約束キャンセルしてくださいませ」と携帯に電話をしたら「あ、いま東京駅。 すぐに行きます」と元気な声が。 言葉どおり間もなく来てくださった。

夫さんは、お酒がお好き。 3人で中華料理の店に落ち着き、豚肉の角煮定食で、彼はビール、栄子さんはウーロン茶、私は紹興酒のホットで、かんぱ~い

午後9時に、お開き。 夫さんに送られ、ラ・クーアへ。
ありがとうございます~!

まずは、温泉! 足マッサージ!!!
幸せ、ね~! 有難いね。 うれしいね。  
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