さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 『 新編 宮中見聞録 』 再刊に思う!

2009年03月28日 11時54分33秒 | さくら的非日常の日々
3月28日(土) 

あぁ、今日も花冷えの一日。
金つなぎの病友が、確かな死生観を養う各地の桜花が、その日までしっかりと花を咲かせてくれそうだ。

しかし、冷える!
なので、背中とおなかにほかほかカイロを貼って、あったか・さくらはご機嫌ですぅ。

昨日は、ホテルモントレ大阪を早めに辞して難波・スイスホテル南海大阪に移動。1Fのティーサロンで、校正ゲラを手にした友人の羽ちゃんに会う。

先日来、彼女からのオファーでユニークな新聞つくりを手伝っている。
題字が、『 皇居勤労奉仕発端の物語 』。
いま、皇居内の庭園を中心に、清掃、除草などの勤労奉仕が日々繰り返されているが、この発端について、述べた一章である、

今から65年前、第二次世界大戦の戦禍に荒らされた皇居の清掃をさせていただきたい、と馳せ参じた農村青年たちの純真で熱意あふれる勤労奉仕の志を、昭和天皇に侍従として仕えた木下道雄さんが『 宮中 見聞録 』なる大部の書籍で、伝えておられる。

昨年、さくらも興味津々で2回、延べ4日間皇居の清掃奉仕に参加して、日本国民としての大きな満足感を得たのだった。
「この書籍に残された、【 しらす・うしはくの精神 】を、埋もれさせたくない!」と、羽ちゃんは立った!

ほどなく、『 新編 宮中見聞録 』の名前で再刊にこぎつけ、彼女は今に至るもひそかな満足を喜んでいる。
そんな羽ちゃんが、このたび皇居清掃奉仕隊の団長に選ばれ、これをきっかけに前述の新聞を発行するに至った次第で。

けっこうやんちゃでイケイケの羽ちゃんも私も、心ひそかな皇国史観の持ち主である。

「 なにごとの お在しますかは知らねども かたじけなさに 涙こぼるる 」
かの西行法師が、伊勢神宮・神嘗祭に詠まれたと伝わるこの歌を、皇室の玉垣に重ね合わせて感激しているの。

これはこれは、フルカラーの品格のある新聞。
でもね。 
羽ちゃんの思い入れが強すぎて、編集を手伝ったさくらと度々衝突して、「 …もう、勝手にすればいいわ。 あなたの媒体なんだから! 」とさくらがブチ切れ、これでもう終わりかと思っていたら、一昨日メールが届いて、「 校正ゲラ、お持ちしますぅ。 どこへでも!」って。

結局、彼女のオファーに負けて、スイスホテルで、ゴージャスワッフルとホットコーヒーで、ゲラチェック。

ほんとうに、ね。
よく言い合いして、「もう、これで私たちの仲も終わりかしら…」と思うけれども、なぜかまた元の関係に戻る、不思議な友情。

あるよね、こういうこと。
えっ、無い?
…ありません?
そうかなぁ?

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