7月12日(月) 曇、午後に激しい風雨
昨日一日限りの、あの、快晴はなんであったのか?
あの、泰西名画を切り取ったような青い空白い雲は、いったい?
病友がたからは、「やっぱり、信じていました」とか、「神通力ですね」などのご意見が寄せられたけれど、昨日のあの天候は、まぎれもない【金つなぎの奇跡】でありました。
その証拠に、今日はまた、朝から曇り空のところへ正午を期して遠雷と同時にバラバラバラと大粒の雨が降り出し、いつものような短時間の豪雨となった。
雨のあとに、ご近所の空き家の茂みから鶯の高い鳴き声がして、心も洗われる心地がする。
夜には、郵便物を取り出しに行き、突然頭上から降ってきた芳香に包まれ、風蘭が「今日から暫く香りますね」と咲き出したのを知ることになった。
亡夫が、前栽の槇の木にケト土で貼り付けていった株が、27年を経て木肌に長く根を巻き付けて芳香を放つ。
思い出すことも多くあり、しばらくは花を眺め、香りに包まれて立ち尽くしていた。
踊りのお稽古は豪雨のさなかとあって1時間繰り下げていただいた。
踊友・シュズイさんの後ろ姿がなんとも艶めかしいので、ご紹介♪
今年も、踊りのニシカワ先生に頂戴したエゴマと青紫蘇の葉を、少しずつ漬け込んで常備菜にする。
付け汁は、ごま油、ぽん酢、黒酢、オイスターソース、だしの素少量、いりごま、七味唐辛子。(ごま油、ぽん酢、だしの素少量、七味唐辛子が基本)
お好みの量を混ぜ合わせ、小皿を重しにしておけば、半日でいただける。
お酒のつまみに、温かいご飯に、お茶うけに、実に重宝だ。
何しろ、ビタミン、ミネラル、フラボノイドの含有量がハンパない。
有難いなぁ♪
「えっ、80歳でそんなに食べる?」、「朝から、肉食女子かぁ?」
折々に息子たちに呆れられている。
今夜は、作り置いたビーフシチューに水増しをして、コンソメとヴイヨンを各1個ずつ。 にんじん、玉ねぎ、蒸し大豆、ホールトマト、ソーセージを併せて煮込んだ、冷蔵庫のアリ物利用の無国籍料理。
レシピの名前もございませんが、いや、美味しいので。
旺盛な食欲に圧倒されました。
小生、前立腺がんの67歳で食細し。いやはや。
風蘭の香りにしばし立ち尽くすさくらさんの思いを載せてその芳香がここ埼玉まで届いてくるようです。
風蘭が育つにはかなりの年月がかかると聞いたことがあります。
いま、そこに香りを放つ風蘭の・・その由来を知り、感動を覚えました。
ケト土の成分が27年もの間、ゆっくり、じっくりと風蘭を育て上げたのでしょうね。
誠実さを表すような白い花に、強靱な心を育てるような硬い葉っぱ・・・そして見た目に反して力強く
リーダーシップを発揮し、全体を気遣い見守るまさに根気強い根・・・
広野家のそして金つなぎの会の守り神のようですね。