4月12日(水) 雨
雨に振り込められて、断捨離の一日。
夜に入って雨が上がったので、嫁入り道具の一つに紅白の晒し紐で結んでトラックの端に積み込んでもらったブリキの衣装缶を2個、数十年ぶりに中の衣類を出して粗大ゴミセンターに託した。
ふたりの息子の小さな小さな浴衣のほかに、編み機で編んでもらった毛糸のセーターは少し黄ばんでいる。
専用のシールを貼って、明日の早朝に引き取りに来ていただく。
あの頃は、結婚することを「嫁入り」と称した。
今のお若い方たちには想像もできないような苦労があった。
もちろん楽しいこともたくさんあって、結婚は「夢」でもあった。
想い出をたくさん詰めて眠っていたブリキの缶は、さて、再利用していただけるのだろうか?
懐かしい思い出の品の断捨離には割り切れず辛いものがありますね。
衣装ケースとしてはブリキ缶以外にも、竹や柳、籐などを編んでつくられた行李などがありましたね。
私は三男でしたので「嫁入り」という重厚なものではなく通常(?)の「結婚」という間隔でしたが・・・