1月2日(日) 晴
熊本・阿蘇山のふもとから大阪経由で、智ちゃん母子が一年ぶりの名張入り。 いつもは智ちゃんだけが電車で来られるのだけれど、「夜のホームに見送るのは切ないからお泊りで…」とさくら♪が言い、「それなら、名張から一緒に阿蘇に来てよ」と言ってもらって、その気になった。 年末に歯茎の腫れが一方ならず、本当は、10日近くも九州に行ってはいられないのだけれど、歯科疾患の前に決めたことで帰りの深夜バスのチケット予約も取れている。 熊本に行くと決めたら、お会いしたい方もいてくださるし。
…で、「行く」と決めた。 決めたからには、生体の免疫力賦活のために可能な限り、栄養、運動、睡眠に配慮したいところだけれど、毎夜、もろもろ有って睡眠不足なのが、ツライところだ。
お昼過ぎに、ともちゃんの車で名張の湯に行く。 さくら♪の【名張の迎賓館】、いつも掃除が行き届き、泉質のチェックも怠りない。 温浴好きの智ちゃんもお気に入りの日帰り温泉だ。
智ちゃんとは、酒販コンサルのKLCでさくら♪が広報顧問を引き受けていたころ、Webデザイナ―の彼女の才能に助けられ、仲良くなった。 お若いだけに、視点が新鮮で落ち度がない。 仕事の相棒としてはまことにありがたい朋友なのだ。 母上(お母ちゃん)は、さくら♪の2歳年上だけれど、愛車はフォードのランドクルーザ―で、数年前に北陸にカニを食べに連れて行っていただいたけれど、ステップの高い大きいクルマで、乗るのに難渋した。 そのクルマを軽々と操縦して、高速道路をぶっ飛ばしてモノともしない女丈夫。 この母にしてこの娘ありの母子が、今回は智ちゃんのスズキ・ハスラーで来てくださった。
ゆっくり・まったり温浴し、おしゃべりし、富貴ヶ丘の家に落ち着いて、早速に阿蘇での8日間のスケジュール作成だ。 「行きたいところ、会いたい人を皆、言って。 予定を立てるから」。 母の実家で、健康食にこだわった「あそら(阿蘇の空)食堂」と「民宿あそら」を経営する智ちゃんは、仕入れも調理も宿のベッドメイキングも、ひとりでこなす。
Webデザイナ―の才能ももったいないけれど、拘りなくあっさり衣を着替えて、今はおかみさん業が楽しそうだ。 なので、「私にも手伝わせて。 【非日常体験】がしたいから」と頼み込んだ。
ほかには10数年前に、病友ウチコシさんが「とても霊験新たかな大分・貴船城のお札を、あなたの延命長寿を願って受けてきました」と届けてくださったのをきっかけに、金つなぎの会や高校時代の学友がたと度々訪ねては、「金つなぎの鎮魂・安寧」「家族の健康」「孫たちの入学」などの成就を願ってお札を受けて来た。 ウチコシさんの霊験(というものがアルとするならば)が、とても麗しくお幸せであったから、あやかりたく、小市民・さくら♪は3本のお札を家に祀っていたのでありました。
「まずは、それをお返しに行きたいの」「大分まで、クルマで時間かかるよ」、「KLCのぷちしょっぷつのだ店のおかみさんにお会いしたいの」「それも2時間かかるわよ」。 熊本は九州の中心にあり、どこに行くにも2時間余りかかるんですって。
さあ、大変! そんなこんなで夜が更けた。
午後6時に、祈りの電飾に灯が点いた。 朋有り、遠方より来る 亦楽しからずや。 お母ちゃんが不思議そうに、「会社を辞めて長いのに、なんで切れずにつながってるの?」「だって、広野さんが、NETのことやなんかいろいろ聞いて来られるから…」「そういえばそうね。 『金つなぎNews』の題字も、あなたに作ってもらったね。有難いわ」
3人で「おせちの宴」が始まった。 お酒は地元・若戎酒造の「三重山田錦 純米吟醸 義左衛門」。 蔵元の創業者・重藤義左衛門の名を冠した銘酒で、飲み口は香り華やかなワインテイストながら、後口のすっきり爽やかな品の良い味わいは、日本酒の矜持を伝えてお見事。 さくら♪イチオシの日本酒である。 どなたにお贈りしても、とても喜んでいただける(って、モノを貰って文句を言う方はおられないですよね。失礼!)が魅力。 智ちゃん母子にも喜んでいただき、3人で720㍉㍑を2時間で空けた。
話題はもっぱら、日航機と海保機の衝突について。
石川地震の誤報騒ぎなども相まって、報道の不確実性と浮足立った様子が目立つけれど、さくら♪はこんな時こそメディア各社には、正確な報道の自覚を望む者である。※炎上する機体の映像をセンセーショナルに流すばかりで、事故の原因も背景も被害の様子さえも、明らかに出来ないまま垂れ流すのはNewsとは言えない。 【5W1H】、Newsの基本に立ち返ることも必要ではないのか
「羽田空港で2日午後5時50分ごろ、着陸した日本航空(JAL)の旅客機が滑走路で海上保安庁の航空機と衝突し、炎上した。首相官邸が確認した。岸田文雄首相は同日午後9時前、記者団に対し、乗客乗員379人全員が機体から脱出したことと、海上保安庁機の乗員6人のうち5人が死亡したことを明らかにしした。海上保安庁機は、能登半島地震の支援に向かおうとしていたという。」(BBC NEWS-JAPAN)
この時間に、一番正確な情報を知らせてくれたのが、外国の特派員であるとは!
片や石川では地震情報が錯綜している中で、飛行機同士の衝突という有り得ない事故が起こった内容について、速報性と正確性を秤にかけ、後者に重きを置くべきであったろうと思う。 今回のニュース報道は、いかにも拙速に過ぎた。
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