10月28日 (月) 曇ときどき小雨
退院後1か月目の糖尿病外来を受診。
診察室の椅子に座るや、主治医の池田祐貴子内科部長が、 「あなたの切望していた【HbA1cが6台】ですよ。 凄い、おめでとう! 花丸をあげるわ」と喜んでくださった。
昨年の秋、金曜日の夜に突然の強烈な胃痛を覚え、月曜に大阪の主治医・鈴木Drに診ていただくまで待ちきれなくて、翌日の土曜日に開いていた地域の基幹病院・寺田病院の内科外来に駆け込んだ。
【生命(いのち)の駅伝】のスポンサーでいてくださるこの病院とは、日ごろから懇意にしていただいており、とんとん拍子でその後の医療を受けられることになった。
それまで、長年信頼して20年来の糖尿病の治療をしてくださった布施の鈴木俊伸Drは、さくら♪が週末に起こった胃痛で地元の病院の治療を受けたことを報告したら、「僕にはもう、あなたの糖尿病を治すことはできません。 風邪など内科の疾患は診せてもらいますが、今後はどうぞ名張のDrに診てもらってください」と言って、手放してくださった。
以前から、「年齢相応に症状が安定しているのに、こんな遠くまで来なくても良いでしょう」とおっしゃってくださったけれど、以前、しつこい咳に悩まされせき込んで死んでしまうのではないかしらと思うほどの症状を、名張の内科医院で「点滴と副腎皮質ホルモンの吸入薬投与」で治療されることになり、納得できなくて鈴木Drを頼ったところ、「では抗生物質で喉の風邪菌を殺しましょう」と言って、3日分の処方で劇的に治してくださってから、「このDrについて行く」と決めた。
「地元の専門医にかかりなさい」と、懇切な紹介状で送り出してくださった鈴木先生への恩義が、今日の花丸印で少し返せたような気がしている。
病院のロビーに置かれた血圧計で、わずか1分の間に上の血圧が8㌽変化した。
いつものことだけれど、正常な血圧はなかなか見つけにくい。
血圧には、①平均血圧(血管全体にかかる圧力)と②脈圧(心臓が血液を送り出す拍動の大きさ)があり、①は、「下の血圧+(上の血圧―下の血圧)÷3」の数式でわかるという。
②の脈圧は、「上の血圧―下の血圧」の数値で測られる。
目標値は、平均血圧が90以下、脈圧が60以下とのことであるが、さくら♪の場合は、①が46,②が86で、脈圧に問題を残す。
動脈硬化が進んでいる指標なので、次の外来で体に合った降圧剤の処方をお願いしてみよう。
なかなかうまく改善できません。あなたの場合、月内値を下げた要因を教えてください。